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橋下新党と新自由主義の謀略 - 改革派の復権と「改革」の再生

橋下新党_12か月前の4/21に書いた『橋下新党と選挙の争点』という記事の中で、私は次のように述べている。「現時点で今度の衆院選の争点は明確になっていないが、それを予想すると(中略)単に現在のプレイヤーがプレーンな政策レベルで争点形成をして勝敗を争うのではなく、新しい顔ぶれ(勢力)が登場して、新しい言葉と政策を掲げて民意を掬い取ろうとする事態が考え浮かぶ。現在の政治の主要プレイヤーは自民党の麻生太郎と民主党の小沢一郎だが、総選挙本番を迎えた時点では、この二人はすでに政治の主戦場から消えていて、別のプレイヤーが表舞台で集票を競い合っているように思えてならない。私は、そこに政界再編の動きが絡むだろうと予想していて、具体的には、橋下徹や東国原英夫が選挙の主役として躍り出ていると想像している。自民党かも知れないし、新党かも知れない」。予想したとおりの展開になった。恐らく選挙のときは、麻生太郎も政治の表舞台から消えているだろう。私は麻生首相は7月の解散には出ないと予想している。解散風はブラフだ。選挙戦を戦えば惨敗の可能性の方が圧倒的に高く、小心者のこの男には博打に出る勇気はない。  

続きの内容をレジまぐ版に詳しく公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

予想したとおりの展開で、橋下新党が立ち上がってきました。Yahooでの検索ですが、「橋下新党」で検索をかけると、ブログの記事が第1位(4/21)と第4位(4/23)に出てきます。

必ず橋下徹が新党を立ち上げてくると予想していました。そしてそれは、まさに改革派と称する新自由主義の陣営の渾身の巻き返しなのです。これまで、「新自由主義の経済政策の総体」としてのイデオロギー的実体が暴露されかけ、公の席で口にするのが具合が悪くなりかけていた「改革」という言葉が、東国原英夫と橋下徹の二人によって勢いよく「浄化」されてテレビから飛び出し、古館伊知郎がそれに続いています。4/21の記事では、橋下徹と東国原英夫が経団連のマニフェストである道州制などの新自由主義政策を掲げ、マスコミがそれを争点としてオーソライズし、ポスト小沢の民主党が橋下新党の政策主張に引きずられて、党の方針を新自由主義寄りに傾けることを予想しています。

懸念と不安が現実のものになってきました。それでも、ブログ左翼は新自由主義批判の言葉を忘れ、逆に新自由主義にすり寄る一方の民主党に命を預け、「政権交代」のワンフレーズを絶叫し続けています。ブログ左翼には、もはや冷静に政策の中身を吟味する理性が焼失しています。しかし、左側から反新自由主義を掲げて総選挙に切り込もうとする新しい政治運動は見えません。立ち上がる気配もありません。反貧困・反格差を選挙の争点にしようという議論すらどこにも見当たりません。焦りを覚えます。

橋下新党_z


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No title

 今日の報道ステーションで、東国原・橋下らの今の動きに対して、寺島実郎さんがかなり強くコメントされていました。4年前の「郵政民営化」選挙を思い出せ、今回も「地方分権」のワンフレーズで総選挙が塗りつぶされるようなことになると、様々な課題を抱えた国政の方向の選択を誤り日本の行く末を誤ることにもなりかねないと。
 以前のこのブログ記事で、「橋下新党」と新たな政治プロパガンダの可能性について述べられていましたが、その時は危険性は感じたものの、これほどリアルに乱暴な形で現実に現れてくるとは想像できませんでした。日本はもはや、こんな風な「愚民政治」に完全に席巻されてしまうのでしょうか。どうにも歯がゆく感じます。
 かといって、「反新自由主義」に新たなヒーローが登場するとも思えませんし、そのようにして同じような戦略を展開すべきという貴方の主張には賛同しかねます。それとても、「愚民政治」に他ならないのではないでしょうか。
 私としては、まず自分の最も近いところから(具体的には妻や友人から)このような現在の状況・問題を語り、実際の投票行動に反映させてもらえるように説得することからはじめて行きます。

No title

世に倦む日々を、鳩山さん、小沢さん、岡田さん、菅さんに
見てもらったらどう思われるのでしょうかね。私は東京12区
に住んでいるのですが、菅さんが演説にこられるようなので、
行ってみようと思っています。
菅さんにコピーをして渡したいのですが。

サムシング

橋本、東某両知事の動きへの懸念も分かりますが、二人とも、リーダーとしての決定的なサムシングというかカリスマ性があるようには思えません。

大阪府民、宮崎県民はダマせても、全国民をダマすことはできない。そんな印象です。

話は変わりますが、一昨日、「朝まで生テレビ」の放映があり、その録画を昨晩見ました。
貧困対策がテ-マでした。

この番組、議員がうるさいので見ないようにしてるんですが、今回は湯浅誠が出るんで録画。

その録画を見ましたら、湯浅誠の発言するシーンだけは出席者の全員が、まずは虚心に聞き入っていた、という印象がありました。これにはちょっと驚き。

結果、自分が採っているスタンスの都合上、彼に対抗すべき人の発言も、ほとんど説得力無し。

湯浅誠の独壇場でした。

能力のある人が本当に利他に徹したときは、ホントにすごい。
someting どころか all things があるのでは、とまで、ちょっと思いました。

ドイツ語で「ライトシュテルン」というんでしたっけ、湯浅誠は、まさに現代の「導きの星」と思いました。

彼と較べたら、橋本さんや東某とかは、ただのチンピラにすぎない。
それが分からなければ、分からぬ人もただのチンピラ(笑)。












No title

yoさん,レポートをありがとうございます。僕はその番組を見ていませんが、思い浮かんだ感想を言わせて下さい。

東国原や橋下がメディアによく登場することは避けられないと思います。メディアも同じ穴のムジナだからです。一方、湯浅さんたちが新党を立ち上げても現実には端数政党かそれ以下に終わる可能性が高いと思われます。

とすれば、以下の戦略が考えられます。湯浅さんたちが積極的にメディアに登場して、東国原、橋下、民主党、自民党、メディアのスポークスマンたちに「格差・貧困・雇用」の問題を現実に即して追求し、彼らを追いつめるのです。その討論の中で、現在の政治の焦点が決して「地方分権」などではなく、まさに現実の問題の根本的な解決であり、それには新自由主義からの政策的転換が不可欠であることを訴えるのです。

小泉は郵政民営化が改革の本丸であり、それが成し遂げられれば公務員改革も雇用も経済もうまくいくと宣伝して郵政選挙をたたかいました。その成果(?)を我々は眼前に見ています。今、チンピラさんたちが喧伝している地方分権も同じです。それを暴露する機会をその人たちに作ってもらいましょう。

僕は日本国民がそれほどバカではないと、もうしばらくは信じることにしました。

No title

新報道2001で岡田幹事長が東国原知事を批判していました。
2005年の刺客騒動と同じだ と。

昨日管さんの演説を見て、秘書の方に世に倦む日々のこの記事の
コピーを渡し、先ほど郵送で民主党に送りました。

ただ、岡田幹事長の発言を聞き、わざわざする必要はなかった
かなと思いました。

昨日読売新聞の記事で20代男性が初めて
インターネットを使う時間がテレビを見ている時間を上回った
という記事が載りました。
まだ全世代では、インターネット<TVだそうです。

最近の世論調査の世代別の自民党民主党の支持率を
見ていると10~20代が自民>民主、逆に30~60代が
民主>自民になっています。

ニコニコ動画や2chでは民主党に対しての批判的な記事や
動画が多く、10~20代はよく見ているので
その影響ではないかと思います。
将来的な右傾化が気になります。

実際の生活が厳しくなっている30~60代が反自民に
なって民主に流れているのでしょうか。

民主党が湯浅氏をかつぐことはないのでしょうか?
今から新党はもう時間がないような気がします。
自分はそれに期待しているのですが。

No title

>民主党が湯浅氏をかつぐことはないのでしょうか?
に関連して、『朝まで生テレビ』での一コマを。

「年功序列で右肩上がりの賃金体系」と「同一価値労働・同一賃金」を両立させることはできないのではないか、と問われた湯浅氏が、「同一価値労働・同一賃金」を実現させ、住宅費用・教育費用の支出がフラットになるように(=子どもが大きくなっていっても支出が増えないように)すればよい、と回答。
そこで民主党の議員(福山哲郎氏か山井和則氏)が、「民主党は、月2.6万円の子ども手当てと、高校までの無料化」を進める、と言って、まさに湯浅氏の提案を実現する政策を打ち出しているのですよ、とアピールしたまではよかったのですが、
「じゃあ財源は?」とお約束の突っ込みを入れられて、何と、答えられませんでした。

これには驚きました。民主党の弱点がそこであることは分かっていて、突っ込まれることも当然分かっていたはずなのに、その回答を用意していなかったとは・・・唖然としました。

こんなことでは、「自民党には見切りをつけたいけれど、民主党に任せるのも不安」という有権者の心をつかむことはできません。
総選挙もいよいよ秒読み。
野党議員は、東国原・橋下劇場にふりまわされることなく、反貧困・反新自由主義の政策を地道に説明することに時間を十分に割いてもらいたいものです。

自民党チェックメイト?

昨日のサンデープロジェクトやバンキシャで東国原知事が出て
いましたので、TVを見ていたのですが、特にバンキシャでの
河上さんに対するキレぐあいを見て、これは総裁は無理だなと
感じました。youtubeにもその一部始終がアップされていました。

橋下知事はどうでしょうか、まだわかりませんが、東国原知事
を横目で見ているので、そのまま自民というよりは、あるとすれば
自民から出た人と一緒になる可能性のほうが大きいかなあと
感じます。ただ橋下知事にそこまでするメリットがあるのかどうか。

横須賀市長選では、『市長二期目で党派問わず市議30人、地元出身総理経験者がバックについてる現職市長』をなにも後ろ建てがない現職市議(33)がやぶっています。

先日の千葉市長選挙も元千葉市議会議員(31)が当選しています。

時代は若い人にチェンジ=政権交代なのでしょうか。

『反貧困・反格差を選挙の争点にしようという議論すらどこにも見当たりません。』とブログに書かれておりました。そのとうりだと思います。ただ、私はもう有権者が反貧困・反格差を争点にしているのではないかと感じています。失業の増加、夏のボーナス20%減など
を目の当たりにしています。

第2の郵政選挙(ワンフレーズ選挙)にはならないような気がして
きました。今の状況を変えたい人がとにかく民主党に入れるでしょう。あとは鳩山故人献金問題と石井さんの郵便問題だけのような気がします。

賞味期限

ブログ主さんは、既存政党の賞味期限切れを指摘していますが、横須賀市長選挙を見ても、今の有権者は、既存政党への不満が鬱積しているように感じます。

東国原氏、橋下氏がマスコミで取り上げられる機会が増えると、既存政党に不満を持つ有権者が一気に流れる可能性があると思います。

まさにブログ主さんの読みどおりになっているような気がします。

No title

東国原知事は、ただ偉くなりたい欲望が先走りすぎて、既に語るに落ちる状態ですが・・・

橋下知事。経団連、自民党、と、常に「自分がスネ夫になれるジャイアン」を探してきましたが、次は何を見つけるのでしょうね。支持政党表明運動は失敗に終わりつつありますけれども、まだ彼にはマスコミがついています。

周囲には正義の味方を気取っていて、実は権力の犬、それをとことん自覚してやっている彼に嫌悪感を覚えます。
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