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「財源なくして政策なし」は「小さな政府」と「自己責任」の論理

岡田克也_1今日の朝日新聞(4面)に「マニフェスト岡田氏主導」と見出しされた記事が出ている。記事には次のようにある。「岡田氏のマニフェストへの思い入れは強い。代表選で、岡田氏は小沢代表時代に批判を浴びた政策財源の明確化を主張。(略)敗北後も『より説得力あるマニフェストを作りたい』と意気込んだ。岡田氏は代表選公約で『財源なくして政策なし』とうたい、マニフェスト作成委員会を設置することを約束した」。私は、小沢一郎が辞任を発表した翌日の5/12の記事で次のような予想を書いている。「今後の民主党では、新代表を射止められなくても、岡田克也の政策主張がマニフェストに色濃く滲む展開が予想される」。事態が予想したとおりの方向に進んでいる。そしてこの方向は、朝日新聞と経団連が望む「構造改革」復活の路線だ。注意を喚起したいのは、岡田克也の「財源なくして政策なし」という言葉で、これは表現を巧妙に工夫しているが、実際にはまさしく「小さな政府」と「自己責任」の主張そのものだということである。新自由主義の政策原理を別の言葉に置き換えて言い直している。  

続きの内容をレジまぐ版に詳しく公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

昨年からの民主党の財源論は、一般会計と特別会計を合算した約210兆円の中から、精査して埋蔵金や官僚機構の無駄遣いを見つけ出し、天下り法人の統廃合や地方への業務移管によって、20兆円分の政策財源を絞り出すというものでした。子育て支援や農家戸別補償や高速道路無料化の政策を実現すべく、官僚の聖域に切り込む政策態度だったわけですが、岡田克也の「財源なくして政策なし」は、この考え方とは180度性格の異なるもので、政府に財源がなければ政策は打てない、だから国民が政策給付を必要とするなら消費税を払えというものです。竹中平蔵の「小さな政府」と「自己責任」の思想であり、小泉純一郎の「国民が消費税を払いますと言うまで社会保障を削りまくれ」の論理と同じですね。巧い言い方を考え出したものです。

誠に恐縮ながら、明日5/22(金)から5/25(月)まで更新をお休みさせていただきます。週末、大橋通の界隈でドリンクパーティしています。 If you want to join, pls contact via mail. Gentleman welcome but Bllog-Lefts or Net-Rights no thank you.

岡田克也_z


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コメント

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No title

レジまぐ版も読みました。岡田氏の新自由主義的傾向の危険性についての僕の意見は、前の記事にコメントした通りです。今日の世に倦む日日さんの記事にも同感です。

民主党代表選挙の際,テリー伊藤などマスコミは、鳩山氏よりも岡田氏の方を極端なまでに支持しました。しかし、その理由は明快には語られませんでした。

僕は新自由主義の復権を感じました。それが杞憂であることを祈っています。新自由主義に対する反省が、なぜ日本では本格化しないのか。貧困や格差の問題がなぜ日本では新自由主義と関連させて議論されないのか。

この不幸な状況を、世に倦む日日さんに解説してほしいと期待しています。

No title

財源に関しては法人税率や所得税の累進課税率を84年以前の水準に戻せば良いんじゃ無いでしょうか?
更にプラザ合意以降、株取り引き等の不労所得に対する減税が行われて来ましたがこれも元に戻すべきでしょう。
そして何より株式の持ち合いやメインバンク制、終身雇用、系列・談合と言った日本株式会社の復活でしょうね。
米国は自分のところが危なくなった途端にあれほど日本にやかましく圧力を掛けて導入させた時価会計の一部緩和や粉飾気味の決算をやって平気な顔をしております。
対日要望書や投資イニシアチブと言った対日圧力に従うのが馬鹿らしいほど勝手気ままに振舞ってます。
資産価格の下落が続いてる時に時価会計を適用すればどうなるか彼等自身良くわかってた証でもあります。
それから岡田氏に関してですが所詮はイオングループの御曹司です。
庶民の事なんか知った事では無いでしょう。
そして小泉改革で得をしたコンビニ業界や安売り業界と共に小売・流通業の筆頭でもあります。
メディアは相変わらず新自由主義推進の姿勢を変えないようですが
地方を中心に庶民はうんざりしてると思います。
先頃行なった世論調査でも6割の国民が小泉改革に否定的なようです。
まだ6割かと言う思いもありますが、それでも数年前に比べれば風向きは変わって参りました。
欧米、特に欧州では新自由主義、金融資本主義に対する反省が見られケインズ主義が俄かに脚光を浴びてるようですが、日本もそうなる事を願っております。
どちらかと言うとケインズ主義の小沢氏の代表辞任は痛いですが。
この辺は管理人氏とは見解が違いますが。
マスメディアの小沢、麻生叩きはそのまんまケインズ主義叩きだと思っております。
岡田礼賛は新自由主義礼賛の流れであると思いますね。
二階氏を始め16人が検察に見逃されたのもその流れだと思います。

No title

「財源なくして政策なし」は、小泉政権の「改革なくして成長なし」のノリで言ったのでしょうか。もしそうだとすれば、岡田氏を今度の民主党代表選挙で支持した議員の間で、「集団名」として挙がっている「95の会」も、2005年の郵政選挙で当選した議員の集団名「83会」のノリと同様の、意識でしょうか。

余りの芸の無さに、呆れ果てるばかりで、いつまでも「小泉教」を信じている「宗教団体」の様です。自分等なら小泉氏と違って上手くやると思っているのかもしれませんが、「早く棄てろ!」と怒鳴りたくなります。

岡田氏はいつから、「人気者」に成ったのかさっぱり解りません。
「彼を知りもしない」人間が「善い」と言っているのも、理解出来ません(これは小泉氏以降の首相も同様)。彼等が「郵政選挙」で、何処に投票したのか知る由もありませんが、もし彼等が「与党」の候補者に投票したのなら、彼に謝罪するのが筋です。でも、岡田氏も「郵政選挙」以降、現在に至るまで、この屈辱ぶりを「悔しがっている」様にも思えず、「あれから変わって」(「転向」も含まれますか)いる様にも見えないので、「駄目だこりゃ」と思ってしまいます。

私なら「日本版911を忘れるな!」とします。「911」は「郵政選挙」が行われた日です。あれ以降の約4年間は、空襲で日本が焼け野原と成ったのと同様、一般の生活制度は「焼け野原」と同様、「破壊」され尽くしました。
今こそ、「復讐するは我にあり」の如く、「1票」で与党候補者に「復讐」すべきとの意味を込めました(ちょっと過激か)。

「911」と言うと、「2001年の米での出来事」を指し、「テロとの闘い」が「名目」と成りがちですが、差別化をはかれば「行ける」と思います(手前味噌ですみません)。

ちなみに南米での「911」は、チリのアジェンデ政権の崩壊日が一般的だそうです。その後のピノチェット政権は、サッチャー・レーガン・中曽根・小泉政権に先立って、シカゴ学派から、ブレーンを招き「新自由・新保守主義」の政策を行って、日本と同様「貧困層」の拡大を招き、政権の終末期はその「ブレーン」を追放しました。 日本は当に、二の舞を演じてしまったのです。

このスローガンを使えば、「新自由・新保守主義との訣別」を宣伝出来ると思いますが、「95の会」が民主党の中に居ては、それも麻生政権と同様、「中途半端」に終わってしまいかねません。

「新自由・新保守主義」は「反共産主義」運動の一環だった所もあり、日本共産党も「巻き込まなければ」、明るい未来は来ないと思います。未だに、「反共産党」を唱える公明党は、「岡田氏との連携」に期待していた(日本経済新聞から)所もあり、改めて岡田氏では駄目な事を表わしています。

(口が滑ってしまったのか、与謝野氏は岡田氏を民主党代表選挙の最中に持ち上げていましたが、岡田氏にとっては「贔屓の引き倒し」と成っている印象でした。)

公明党も日本共産党も、「閉鎖的」「風通しが悪い」事が共通です。誰か、「公明党と民主党が組む方が善い」、納得出来る理由を教えてくれませんかねえ・・・。

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