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5/9辺見庸講演会と「狼たちの遠吠え」- 特定の一人に言葉を届ける

石原吉郎_15/9に「暴力の時代?言葉に見はなされるとき」と題した辺見庸の講演会が大隈小講堂で開催され、1か月ぶりに早稲田大学に足を運んで聴いてきた。週末だったこともあり学生は少なく、新歓の頃と違ってキャンパスは静かになっていた。緑の木立の下の椅子に座って、近くから来ている高齢の女性たちが大隈講堂を水彩で写生している。小講堂は地下にあって座席数300。講演は午後1時半開始で、1時間前には到着したが、入口で係員が整理券を配布していて、受け取った番号は108番だった。最初に講演会の情報をネットで知ったとき、電話での事務局の案内は当日に入口前で並んでくれというもので、この情報をブログで流すと来場者が殺到するかもと恐れ、なるべく人が多く集まらないようにと願っていた。同じ事を事務局も考えていたのか、告知は抑制していたようで、幸い、人が溢れて混乱する事態はなかった。来場者である東京のレフツは、老若さまざまだったが、とても品がよく、知性と教養のレベルが高い。辺見庸の講演を欠かさず聴いている人たちで、男性は一人で来ている者が多い。女性は二人連れ(友達や母娘)が多く、そのためか女性客の方が多い。  

続きの内容をレジまぐ版に詳しく公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

非常に面白い講演でした。石原吉郎論です。2006年の明治大学での講演内容をさらに深めたものだったと思います。今は言葉に見捨てられた時代であり、過去が閉ざされて真っ暗闇になった今こそが、合法的で民主的な暴力、すなわち純粋暴力の時代であると言っていました。シベリア抑留体験を持つ詩人の石原吉郎が予言したとおり、言葉は腐食し拡散し、言葉を発して不特定多数の人々に届くことを信じることは諦めざるを得ず、特定の一人に対して細い架け橋のように心に届くことを祈って発せざるを得ないのだと言っていました。その考え方に共感を覚えます。

辺見庸の言い方を借りて言えば、2ちゃんねるの左側版のようなブログ左翼のヒステリックな小沢擁護合唱隊を見ながら、ネットで政治を語る言葉の全てに鬆(す)が立ってぐちゃぐちゃになっていると思わざるを得ませんでした。ようやく辞任の段になり、小沢一郎は、政権交代のために(党内結束を守るべく)辞任したと言っていますが、小沢一郎じゃなきゃ絶対に政権交代できないとか、政権交代の実現のために小沢辞任を阻止しようと吠え騒いでいたブログ左翼たちは、自分の言葉にどう責任をとるつもりなのでしょう。自ら降りた小沢一郎は裏切り者ですか。政権交代とは何なのでしょうかね。

小沢一郎が民主党の代表を続ける以外に政権交代はないと集団ヒステリーで絶叫していたわけですから、こうなった以上、潔く自分の言葉に責任を持って、政権交代はあり得ないと認めるか、そんなものは最初から幻想だったと本質を悟って猛省するか、小沢一郎に再度代表選に出馬させるしかない(そんな事はあり得ない話ですが)ということになりますね。北朝鮮の将軍様礼賛プロパガンダのような小沢礼賛論を執拗に扇動してきたブログ左翼たちの言い訳と身の処し方に注目したいところです。まさか、あれは軽い冗談だったとか、今度は岡田克也じゃなきゃ絶対に政権交代できないなどと言い出すとは思いませんが。

石原吉郎_z


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