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倦み疲れた気分の反動と橋下新党ポピュリズム - 中島岳志の警告

中島岳志_1解散総選挙の時期は9月になるだろう。7月に都議選があり、前後1か月を空けてくれと公明党が要求している。7月にはイタリアでG8サミットがあり、麻生首相はこれには必ず出席したいはずで、その前に総選挙で敗北して下野するリスクは冒さないと思われる。9月の任期切れまで総理の座を務めれば、安倍晋三や福田康夫の在任期間と並び、その後の政治家生活で恥をかかずに済む。解散カードをちらつかせる、解散風を吹かすという手法は、政権を維持するための定石である。解散権を確固と握ってそれを周囲に示威することが、麻生首相の権力延命の手段であり、権力状態を示すメルクマールでもある。小沢問題で民主党を動揺萎縮させ、さらに森喜朗に西松事件の嫌疑を臭わせて牽制が利いている現在、麻生首相の権力に揺さぶりをかける脅威は党の内外になく、昨年12月の支持率急落から失っていた解散権を取り戻して悠々自適の状態にある。森喜朗の権勢は党内で衰退し、混乱する森派は盟友の安倍晋三が仕切り始めた。残り4か月の権力操縦はほぼ万全の見込みとなり、政局は不人気の麻生首相が主導権を握ったまま一時的な凪の状態になっている。  

続きの内容をレジまぐ版に詳しく公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

中島岳志_z


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昨日から詩のリンク集作り中。気分を変えて反戦川柳でもいかがでしょうか。

反戦川柳作家鶴彬 つる あきらの川柳が面白かったので・・
鶴彬 つる あきら 川柳作家 1909.1.1-1938.9.14 石川県生まれ。高等小学校卒業後勤めた機屋の倒産により大阪に出る。プロレタリア川柳論争に出会い、共鳴。故里に帰り全日本無産者芸術連盟(ナップ)支部を結成するが、間もなくプロレタリア川柳会員として検挙される。昭和五年、金沢第七連隊に入営するも赤化事件で軍法会議にかけられ収監、拷問を受ける。刑期一年八ヶ月、二等兵のまま除隊するが常に警察の圧迫を受ける。掲載最終五句は「川柳人」(昭和十二年十一月 二八一号)に掲載された最後の作品だが、掲載と同時に密告告発により治安維持法違反に問われ留置。不潔不衛生で有名な留置場で、そこで赤痢にかかり移送先の病院で死亡(官憲の手により赤痢菌を盛られたという説もある)。二十九歳。ベッドに手錠で括りつけられていたという。「川柳人」を主宰し鶴彬の理解者だった井上信子は同時に検挙されたが高齢のため不拘束となった。掲載作は「鶴彬川柳選」と付し、『鶴彬全集』(たいまつ社 昭和五十二年九月)より抄録。

      鶴 彬     川柳選

 昭和三年
飢えにける舌――火を吐かんとして抜かれ
人見ずや奴隷のミイラ舌なきを
ロボットを殖やし全部を馘首する

 昭和四年
つけ込んで小作の娘買ひに来る
銃口に立つ大衆の中の父
自動車で錦紗で貧民街視察
神殿の地代をとりに来る地主
出征のあとに食へない老夫婦

 昭和五年
勲章やレールでふくれたドテッ腹
ゼネストだ花が咲かうが咲くまいがよ
主人なき譽の家にくもが巣を

 昭和九年
瓦斯タンク! 不平あつめてもりあがり
跳ねさせておいて鱗を削ぐ手際

 昭和十年
凶作を救へぬ仏を売り残してゐる
暁の曲譜を組んで闇にゐる
ふるさとの飢饉年期がまたかさみ
生き仏凡夫とおなじ臍をもち
飯櫃(めしびつ)の底にばったり突きあたる
地下へもぐって春へ春への導火線
銃剣で奪った美田の移民村
ふるさとは病ひと一しょに帰るとこ
武装のアゴヒモは葬列のやうに歌がない
赫灼の火となるときを待つ鉄よ
牧場へもえ出て喰はれる春の草
冬眠の蛙へせまる春の鍬
良心を楽屋においたステージの声
縛られた呂律のまゝに燃える歌
これからも不平言ふなと表彰状
血を吸ふたまゝのベルトで安全デー
玉の井に模範女工のなれの果て
売り値のよい娘のきれいさを羨まれてる
フジヤマとサクラの国の失業者
みな肺で死ぬる女工の募集札

 昭和十一年
けふのよき日の旗が立ってあぶれてしまふ
ざん壕で読む妹を売る手紙
修身にない孝行で淫売婦
貞操と今とり換へた紙幣の色
仲間を殺す弾丸をこさへる徹夜、徹夜
暁をいだいて闇にゐる蕾
枯れ芝よ! 団結して春を待つ
転向を拒んで妻に裏切られ
売られずにゐるは地主の阿魔ばかり
神代から連綿として飢ゑてゐる
日給で半分食へる献立表
王様のやうに働かぬ孔雀で美しい

 昭和十二年
鉄粉にこびりつかれて錆びる肺
息づまる煙の下の結核デー
タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう
葬列めいた花嫁花婿の列へ手をあげるヒットラー
ユダヤの血を絶てば狂犬の血が残るばかり
凶作つづきの田は鉱毒の泥の海
十年はつくれぬ田にされ飢えはじめ
殴られる鞭を軍馬は背負はされ
バイブルの背皮にされる羊の皮
正直に働く蟻を食ふけもの
蟻食ひの舌がとどかぬ地下の蟻
蟻食ひを噛み殺したまゝ死んだ蟻
パンを追ふ群衆となって金魚血走ってる
稼ぎ手を殺してならぬ千人針
枕木は土工の墓標となって延るレール
高梁(コーリャン)の実りへ戦車と靴の鋲
屍のゐないニュース映画で勇ましい
出征の門標があってがらんどうの小店
万歳とあげて行った手を大陸において来た
手と足をもいだ丸太にしてかへし
胎内の動きを知るころ骨がつき

◆反戦川柳作家鶴彬の漫画が見られるページはーhttp://www.labornetjp.org/news/2009/1240367975436staff01

No title

中島岳志の説、もっともだなと思います。
それから、今回のエントリーを読んで、このブログ、日本の「ストーンズ・ウィークリー」かも、と思いました。

「ストーンズ・ウィークリー」。
加藤周一はその著書「言葉と人間」だったかの中で、「ストーンズ週刊紙」と呼んでいました。

オリジナルを読んでいませんので仄聞にすぎませんが、なんでも、米国のフリーランスのジャーナリストであったストーン氏が、政府の公式発表だけによりながら、その公式発表の矛盾を突くことによって、毎週、きわめて有効な政権批判、主にヴェトナム戦争批判を展開できた、という話です。

あと、相当の吟味のすえ選ばれたと思える写真で、毎回たのしませて頂いてますが、今回の小泉さんの写真、反小泉の立場で言わせてもらえば、ちょっとカッコ良すぎます(笑)。

No title

今日(4月26日)は、名古屋市長選挙の投票日である。まもなく即日開票の結果、事前の新聞予想の通り、民主党の衆院議員を辞職した候補者が当選するだろう。                しかし、これで千葉・秋田の知事選で大敗した民主党小沢代表の、西松問題の「禊」が終わったと、勘違いしてもらっては困る。国民は『世に倦む日日(4月1日)』さんが、次のように指摘するように、現在、決して容認していないのである。それは本日発売の『週刊朝日(5月8日号)』の「衆院300選挙区当落予想」で報じるように、民主党への失望は明白なのである。            西松事件における小沢事務所の政治資金規正法違反は明確で、国民は小沢一郎の説    明に納得していない。それがどれほど検察の暴走であれ、どれほど官邸の権力乱用で     あれ、それを理由にしての、小沢一郎の「政治とカネ」の問題の免責まで、国民は許容し    ないのである。                                            今日発売の『AERA(5月4日号)』で、高村薫が「民主党は政権交代を叫ぶ前に、すべきことがある」と、小沢代表の辞任を求めている。これらの趣旨は、自民党に飽き飽きしてきた多くの人々が、幾度となく訴えているが、それを民主党執行部は無視し続けている。             その執行部に猛省を求めるため、まもなく開票の始まる名古屋市長選挙が、民主党候補の大勝でなく、辛勝であることを祈りたい。
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