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フォーラム神保町集会報告(2) - 市民の意思を代弁する論者の不在

フォー神保町_2_1この討論集会の問題点は、パネリストたちが最初から今回の捜査を「国策捜査ではない」と断じ、検察単独の暴走論の一点張りで片づけてしまったところにある。全員がその安直な結論で満足して思考停止に陥り、事件の内情を深く追求したり解析するジャーナリズムの視角を失っていた。例えば、先週の初めはあれほど騒いでいた二階俊博側への捜査が、2日後には急に動きが止まって情報が何も出なくなったのは何故なのか。この謎は、捜査を官邸が指揮していると仮定を置くことで容易に解を得られる。麻生首相が目論んだほどに世論調査で民主党の支持率が下がらず、また小沢一郎の代表辞任が確実な情勢にならず、ここで二階俊博に手を付けて閣僚辞任に追い込めば、内閣と自民党の支持率が急落し、せっかくのプロジェクトが台無しになるから、だから二階俊博への捜査を中断したのであり、与野党へのバランスをプリテンドする捜査の演出は、小沢一郎の辞任を確定させて目標を達した後でなければならなかったのである。相手の出方を窺いながら捜査を時々刻々と調整しているのだ。捜査が右往左往して朝令暮改的で異常に政治臭が強いのは、麻生首相(漆間巌)の指令で捜査を動かしているからである。  

続きの内容をレジまぐ版に詳しく公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

今回の討論集会は、人集めのイベントとしては成功しましたが、検察批判のジャーナリズムの試みとしては失敗し、また検察追及の国民的気運を盛り上げる政治的な効果の面でも不十分に終わり、参加した多くの聴講者に失望感を与えたと思います。その最大の原因は、今回の事件を「国策捜査ではない」と断じて「検察暴走論」で処理し、十分な調査も取材もせぬまま思いつきで結論づけたパネリストたちの認識の杜撰さにありますが、それ以上に、田原総一朗や佐藤優が果たしてどこまで本気で検察批判の論陣を張ろうとしていたのか疑問に感じます。残念なことに、われわれの大きな関心事であった漆間巌の疑惑については、討論会で問題にして着目した論者は一人もいませんでした。

本日(3/17)午後、小沢一郎が来週の3/24に進退を表明すると報道がありました。辞任の意思を固めたようです。「起訴の中身と衆院選への影響」と言っていた先週の立場からの転換です。代表を辞任するから斡旋利得処罰法での立件はやめてくれ、秘書は起訴猶予処分で釈放してくれという検察へのメッセージですね。白旗を掲げての全面降伏。ガタガタになった民主党は、水面下で自民党(官邸)に泣きを入れて、本年度予算の無条件通過を約束しています。何とか捜査に手心を加えてくれと土下座したのでしょうが、麻生首相の方はこれで予算を片づけ、自衛隊の海賊掃討派遣法制も片づけて、後は景気対策を武器にしながら、民主党の態勢が最も弱い時に解散に踏みきることができるわけです。

さて、今度は「岡田さんじゃなきゃ駄目」の黄色い声が飛ぶのでしょうか。もし岡田克也が逃げて代表選に出ず、皆が(選挙の敗北を)恐がって嫌がる代表の座を前原誠司が引き受けたら、そのときは...「前原さんじゃなきゃ駄目」ですか...やっぱり...。

フォー神保町_2_Z1


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公訴時効について

あっせん利得処罰法の法定最高刑は懲役3年なので、刑事訴訟法第250条の規定により、公訴時効は3年です。
よって2006年3月以降の案件でないと立件できないことになります。
たとえば取り沙汰されている胆沢ダム関連工事の入札は、2006年3月ですが、一部情報だと入札日は「3月11日」とあり、もしそれが事実ならば、今年の3月11日より以前に逮捕はしましたが「公訴」には至っていないので、入札日前の案件は時効だと思います。

一方官製談合罪の法定最高刑は懲役5年で、刑事訴訟法第250条の規定により、公訴時効は5年です。
こちらは2004年3月以降の案件なら可能性がありますが、立件となるとまた別の壁が立ちはだかると思います。

No title

以下のような、比較的バランスをえた意見もありますね。

「ガダルカナル」化する特捜捜査
「大本営発表」に惑わされてはならない
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090315/189047/

郷原 信郎 【プロフィール】
桐蔭横浜大学法科大学院教授
コンプライアンス研究センター長
1955年島根県生まれ。東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事などを経て、2005年から現職。「不二家問題」(信頼回復対策会議議長)、「和歌山県談合事件」(公共調達検討委員会委員長)など、官庁や企業の不祥事に関与。主な著書に『「法令遵守」が日本を滅ぼす』(新潮新書)のほか、不二家問題から事故米不正転売問題まで食品不祥事を幅広く取り上げた『食の不祥事を考える』(季刊コーポレートコンプライアンスVol.16)など。近著には『思考停止社会~「遵守」に蝕まれる日本』(講談社現代新書)がある

No title

>捜査のアクセルとブレーキとハンドルは麻生首相が操縦している。だから捜査に軽薄で異常で思いつきで出まかせの性格が色濃く漂う。

なるほどなるほど。

このブログ読んでますと、マスメディアの報道がヌルくてヌルくて、たまらなくなってきます。

自民党広島県第四選挙区支部長のポスターで田原総一郎が9月10日に演説会との事

河野美代子さんの報告では、広島四区では田原総一郎と中川秀直のツーショットポスターが貼られています。
その自民党広島県第四選挙区支部長としてのポスターに拠れば田原は9月10日に演説会を行うそうです
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-e783.html
http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2009/04/07/2009_04050001.jpg
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