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エジプト革命 (2) - 米国の座標軸で解説する山内昌之と横田貴之

エジプト革命_2_1丸山真男は、革命とは、単に政治勢力間における権力の移動ではなく、その社会の世界観や価値観のトータルな変革を含み、人々の生活様式や文化様式を根底から変えるものだと言っていた。エジプトで起きている出来事について、それを革命の言葉で呼ぶとき、丸山真男の定義が該当する巨大な世界史的事件の出現を私は期待している。エジプトを変えるだけでなく、アラブと中東を変えるだけでなく、世界全体を変える爆発力を希求する。世界革命としてのエジプト革命であって欲しいと願いながら、タハリール広場の群衆を見つめている。フランス革命やロシア革命や明治維新は世界を大きく変えた。周辺世界の形を変え、世界全体の姿を変え、次の歴史の方向を定めて行った。エジプト革命も、それらに匹敵するスケールとエネルギーを持った潮流になることを望む。そこには三つの意味がある。第一は、米国を中心とした世界秩序を崩壊させ終焉させることである。米国の中東支配の体制を覆し、独立自尊のアラブ世界を築くことだ。第二は、イスラムと民主主義という問題に解決を与えることである。市民に自由と権利を保障したイスラム教の国家を建設することだ。第三は、イスラムと経済発展という課題を突破することである。貧富の格差のない、西欧並みの所得水準のイスラムの理想郷を実現することだ。  

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エジプト革命_2_z
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アメリカって・・・

ムバラク退陣後のエジプトが、アメリカの期待するような方向に動いていくかどうか、まだまだ不透明だと思いますが、少なくともアメリカの意図は明確ですね。そもそも大統領がよその独立国の大統領(いかに独裁者とは言え)に電話して、あんたもう辞めなさい、なんて言うんですから・・・。すごい国です。

日本の場合は、大統領が直接電話しなくても、ちょっとサインを送ればマスコミや官僚などのエージェントがしっかり動いてくれますから、チョロいものということでしょうか・・・。何だか暗澹とした気持ちになります。

No title

世界をどう分析するかで、分析する者が想像力豊かな自由な発想を持っているのか、それとも既存の図式に当てはめるばかりの狭隘な思考なのか、ということが如実に現れます。そして、今私が思わず考えるのは、どちらの見方が正しいか、ということより、現在の日本のエスタブリッシュメントの中に前者の人間があまりにも少ないような気がしてならないことです。そもそもエスタブリッシュメントというのはそういうものかもしれませんが、ただ、今の日本に一番必要なのは、現在の状況を自由な発想で多面的に捉え、現実に様々な角度から分析し、未来の可能性を多くの方向から考えることだと思います。そういう思考力こそが、豊かな生を導くのだと思います。
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