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中江兆民の『三酔人経綸問答』 - 憲法9条の思想的源流を確認する

三酔人経綸問答_1今年、自分自身の体験の中で最も印象深く意義深かったのは、8月6日の広島の平和記念式典に初めて参加したことである。聖地巡礼を果たせてよかった。そして、記事で詳細を報告したとおり、その場所には想像していたよりもずっと大きな発見と感動があった。筑紫哲也がそこへわれわれを誘っていた理由がよくわかった。読者の皆様には、ぜひ一度足を運ばれることをお薦めしたい。年をとりながら、私は次第に9条に原理的に即くラディカルな平和主義者になりつつある。と言うより、周囲に戦争主義者の密度が高まっているため、相対的に私がその立場で際立ってしまうのだろうとも思う。「戦争だけはしてはいけない」と若い者に口癖を言う老人になった。最近、平和と反戦をテーマにした記事が多くなり、右翼方面から揶揄や嫌がらせのコメントが入ることが多くなった。当然、日本は9条の非武装原理で安保と外交の政策を舵取るべきだし、それが最もよく国益を守る道である。今回の記事では、古典である中江兆民の『三酔人経綸問答』を紹介し、その中に平和憲法の思想が実在する点を指摘したい。この事実は、おそらく専門の知識世界では常識の範疇だと思われるが、なぜか一般の人々に教説される機会が少なく、世間一般の常識に到っていない。『三酔人経綸問答』こそ、右翼の言う「平和憲法押しつけ論」を一撃で否定し反駁する思想史的物証そのものだ。何と言っても、この書の出版は明治20年(1887年)なのである。  

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三酔人経綸問答_z
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確認しておきたいこと三つ

今回の兆民の記事、一読しただけですので拙速の感想ですが、確認しておきたいことが三つほど浮かびました。

第一。
>右翼の言う「平和憲法押しつけ論」を一撃で否定し反駁する思想史的物証そのものだ

平和憲法が(米国による)押しつけなら、自衛隊も同様の押しつけなわけで、自衛隊を是としながらこの理屈で平和憲法はだめと言う人の論理は無効という事。

第二。
>ヨーロッパの学者で戦争を否定する者はみな、攻撃は道義に反するが、防衛は道義に適っている、としています

歴史上、攻撃あるいは侵略のための戦争はしばしば、防衛の美名のもとになされてきたという事。

第三。
>理想主義で日本をデザインするのである

デザインはあったのだと思います。が、国はそのデザインを積極的に実現しようとはしてこなかった。
わが国一国だけで理想主義をただ唱えても、相手がいる話ですので容易には事はこばない。
したがってこの理想を十全に実現するためには、平和主義を全世界に訴え普及させる努力、試みを、国家の意志として積極的に行なうべきであったでしょう。残念ながらそれはなかった。
これまで、たとえば米国の核の傘に事実上守られてきたのだとしても、他方でその傘が不要になるような世界を作り出すための運動、営為を、国をあげて行ない続けていたら、こんなにぎすぎすした状況にはなっていないでしょう。
理想主義で世界をデザインし、そのデザインを実現する事。

きたる年もご健筆を願います。よいお年を。

押しつけ憲法論を考えるときは、「押しつけ」ということが、問題なのではないか、と思います。誰が押しつけたと考えるか?アメリカ。戦勝国で原爆を投下したアメリカの抑圧からいかにしたら「日本」は自由になれるのか。自主とは何か、自立とは何か、こういった国の姿勢にかかわることが、つきつめていくと敗戦と占領期とその後のアメリカとの関係にいきつくことが、わたしたちの考える条件になっていること。


古くて新しい問題ですが、国家として、先の大戦の侵略行為、敗戦、内外の犠牲者への哀悼、これらへの構えが「ゆがんでいる」ことが、国の理想の「ゆがみ」につながっているのでは、と思っています。アメリカから自由な政治経済の思考に行ききれない原因。だから、アメリカやアジアと再び戦争をしないで、私たちの自由とモラルを回復するためには、負けたこと、負けを引き起こした自国の行為に向き合うことが、残された手段だと、思っています。私は四十で、脱構築派の考えで国の理想なんて忌避してればなんとかなるとこれまで思ってきました。結局、国は追っかけてきて私たちね平穏な暮らしを破壊しようとする、逃げきれない、だから良くするためにいろんなことに向き合わないといけない、と思っています。

No title

これだけ、2分間憎悪の猛爆を受けながらも、小沢氏の新年会に菅45人を大幅に上回る
議員120人が参加したとのニュースには少し希望を感じました。
ところで、以下に岡本啓一氏の「1.10 国民の生活が第一のデモ!」実行委員会ブログ
から抜粋です。
不肖わたくしも無党派の40男ではありますが、上京し参加しよう
と考えております。

http://kyousei-jp.cocolog-nifty.com/blog/

2011/01/10(成人の日)にデモを行います。

 集合場所 : 都立青山公園
 時間    : 1月10日(成人の日) 12:45集合 13:00デモ開始

小沢一郎議員を支援するデモです。

1月には民主党の党大会が予定されています。
それに先駆けて、小沢議員を支援するためのデモを都内で行いたいと思います。

デモに参加するにあたっての注意点など、追って掲載していきます。

主催:岡本啓一

----------------------------------------------
2011・1・10 「1・10 国民の生活が第一! デモ 」

以下を、街頭にて主張します。プラカード・幟等の自作を歓迎します。

小沢一郎を応援します。 小沢一郎を支持します。

【 国民の生活が第一 】 官僚支配を終わりにせよ。特殊法人を廃止せよ。特別会計を廃止せよ。官僚は政治にかかわるな。官僚は政治に口を出すな。官僚は政治に手を出すな。官僚は職分に専念せよ。政治主導の日本にしよう。

【 国民の生活が第一 】 働く人の暮らしを守ろう。中小企業の支援をしよう。景気対策で雇用を増やせ。セーフティネットで暮らしを守ろう。派遣労働を規制せよ。働く若者の未来を守ろう。生きがいのある日本にしよう。

【 国民の生活が第一 】 子供手当を達成せよ。政府は国民との約束を守れ。高齢者負担を軽くしよう。年金受給を保証せよ。弱者・高齢者を見捨てるな。医療負担を軽減しよう。医療・介護を保証せよ。安心して生きられる日本にしよう。v
【 国民の生活が第一 】 零細農家の暮らしを守ろう。強い農業を育てよう。農業・漁業を安定させよう。食料自給を達成しよう。本当に豊かな日本にしよう。

【 国民の生活が第一 】 地方分権を実行せよ。地域主権を実施せよ。地域産業を育てよう。日本国中を豊かにしよう。地域の社会と文化を守ろう。分権国家の日本にしよう。

【 国民の生活が第一 】 アジア諸国と提携しよう。日中関係を改善しよう。日韓関係を改善しよう。日露関係を改善しよう。平和を守る日本にしよう。

【 国民の生活が第一 】 記者クラブを廃止せよ。クロスオーナーシップ廃止!報道を自由・公平にせよ。世論調査は世論操作だ。国民はもう騙されないぞ。偏向報道を許さないぞ。官房機密費を廃止せよ。政府はマスコミの買収をやめろ。

【 国民の生活が第一 】 国民主権の日本にしよう。官僚主権を終わりにしよう。利権政治を終わりにしよう。国民政治を実現しよう。国民が主役の日本にしよう。みんなで共に生きてゆこう。

民主党は政権交代の原点に帰れ。民主党は小沢一郎でやり直せ。

小沢一郎で日本を変えよう。小沢一郎と日本を変えよう。

これらの主張に賛同し、共に声をあげていただける方は、お集まり下さい。
力を合わせて世に訴えましょう。

 「1・10  国民の生活が第一! デモ 」実行委員会

代表 岡本 啓一

No title

私もまた9条に原理的に即くラディカルな平和主義者です。
理想主義でデザインすることはすなわちリアルな想像力を働かせることであると思います。
軍備を増強し攻撃に備える主張のその先にある想像は、
抑止力の効果止まりではないでしょうか。
本当に生身の人間が傷つく戦争になれば体を張って戦いたいのか。
戦争をしたいのか。爆撃の横に身を投じられるのか。
9条の喪失は、リアルな戦争への急激な方向転換でしかない。
TV、新聞、雑誌は民意を戦争へ導かない責務があります。
もっと戦争の恐怖を想像できるペシミストが増えなければ
お祭りの勢いに押されてしまいます。

No title

新年最初の衝撃ニュースが、前原による日韓同盟提案ですからね。全て、彼の計画通りでしょう。本当に、項言う時だからこそ、日本の伝統的なリアリズムに立ち返っていく必要があります。
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