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ノーベル平和賞への雑感 - ポスト胡錦濤の中国を考える前段として

ノーベル平和賞_1ノルウェーのノーベル賞委員会が、中国の人権活動家の劉暁波に平和賞を授与した件について、日本のマスコミは歓迎と絶賛の記事を揃え、西側世界が結束して中国批判の姿勢を強化することを呼びかけている。朝日は中国総局長が「ノーベル賞委員会の決断は賞賛に値する」と言い、「人権や自由を中国の人々が存分に享受できる日を迎えるためには、外からの監視や働きかけが不可欠だ」と言っている。中国がルールを遵守して世界と協調すること、中国国内の人権や自由を保障すること、中国が世界の平和と環境に対して責任を負うこと、それらを要求する主張と立場においては、私も全く同列で、劉暁波の受賞を祝賀する気分も同様だが、私とマスコミとの間に距離感があるのも否定できない。ノーベル賞委員会に圧力をかけた中国政府の干渉は論外だが、委員会そのものも、無用に国際政治に介入しすぎの印象があり、中国挑発の意図が際立った政治主義が鼻をつき、売られた喧嘩を買っている態度が見苦しく見える。ノーベル賞の権威に相応しくない。この事態を見て思い起こすのは、2年前の北京五輪前に起こったチベット支援運動の波で、いわゆる人権団体による北京五輪ボイコットのムーブメントである。あのとき、欧州や米国に在住する中国人たちは、北京政府を長く批判してきた者も含めて、西側の五輪妨害に抗議し、五星紅旗を持って愛国の街頭行動に出た。  

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ノーベル平和賞_z
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世界歴史の一つのエピソード

◎現代、日本国の衰退が叫ばれている 運命の女神の眼もいつまでもこの島国に焦点を合わせてくれるわけではない。次に世界歴史の舞台の中央に踊り出て来るのは中国や韓国などの番である。         日本は、その与えられたチャンスを二度とも十分に生かせなかったのだ。一度目は鉄拳と血で「アジアの盟主」となる野望を、二度目は商品と汗で「世界史上最大の金融帝国」となる夢を打ち砕かれたのだ。

◎日本は第一の敗戦によって世界歴史の舞台から一旦退場したがその後、残り火が再び燃え上がり、日米で世界経済の覇権を争うまでになったが、遂に最後には金融手法という核爆弾を落とされその経済内蔵はズタズタに引き裂かれ、最初のKOよりも酷い第二の敗戦を喫したのだ。

◎彼の大英帝国はおよそ三百年もの間、その隆盛を誇り、そして穏やかな黄昏を迎えた。それに比して極東の島国は1895年に始まった日清戦争、その後の日露戦争の勝利、司那事変に続いて世界最大の超大国に挑戦するまでになったがそこまでであった。その盛運はわずか四十年間しか続なかったのだ。

◎ただ、その焼け跡の残り火から民族の血を沸き立たせ四十数年を経て再び世界歴史の檜舞台に登場したものの数年で再度、第二のローマ帝国に力ずくで場外へ放り出されることになった。

◎そして今日、中国や韓国などの古豪が復活し、この極東のカルタゴも舞台中央に戻るのは難しくなってきている。そしてこの日出る国も世界歴史の一つのエピソードとして遂には日の沈みつつある国となってフェイドアウトしていくのであろうか?

論理と史観と

今回の記事、でかい話をバランスよくまとめた論考で、お見事と思います。
思いつきでコメントを書くのもちょっとはばかられますが、2件ばかし。

>現在、中国が欧米から言われているのは、普遍的ルールを認めないとか、成熟していないとか、開かれていないとか、異質な国だとか、経済的脅威だとか、そういう非難の言葉である。

中国が今のままの在り方だとつきあいにくいのは確かですが、それはこちら側の論理だろうということ。かの国にはかの国の論理がある。
それを念頭に置いておかないと、今回の尖閣事件のような「子供のけんか」がまた起きるでしょう。

>何より、中国における人権侵害と言えば、半世紀前の日本軍以上の重大な加害者はなく、中国に対する人権主張において、日本は欧米諸国と同じフラットな資格を持っているわけではないのだ。

「大陸への侵略って悪かったよな」とか言う立場の人を、「自虐史観」と揶揄している人々がいますが、その人たちは「他の国だって過去には帝国主義的侵略をさんざんやったんだから、日本がやったのもしょうがないよね」とか言って自らを慰めています。
自慰史観。
自虐史観より恥ずかしいと思うぞ。

No title

ブログ先生の中国についての分析は、本当にとても正しいと思います。感心しています。私は先週週末に上海に行ってきました。下手な日本語で感想を書きます。
去年オバマのノーベル平和賞の受賞で、私は、平和賞のことについて、かなり疑問を持ち始めた。戦争を続けてやっている米国の大統領に、平和賞を授与したこと実体、この平和賞の正当性を疑います。
日本など西側は、ノーベル賞のおかげで、劉暁波をかなり賞賛していますけど、中国人の知識界の中には、意見が分かれています。思想、言論で劉氏を逮捕したことに、皆がかなり不満を持っています。劉の受賞で、政府に刺激を与えたと嬉しく思っている人がいます。しかし、天安門事件と同じく逆の効果になって、保守勢力を台頭させて、今までだんだん進んでいる政治改革を遅らせるかもしれないと心配している人もいます。
かなり多くの人が、胡温のこの8年間は、経済の発展に比べると、政治改革のスピードが遅いと指摘していますが、民主主義の基礎がまだ弱い中国の現実を考えると、14億人を率い、一丸となって成長と世界進出を成し遂げてきた中国政府には、理解もしています。今の中国社会の一番大きな変化は、中間層が日々増大していることです。この中間層は、経済発展の実際利益を受けた人たちで、政府政策のかなりの理解者です。
ある中国人のブログで、劉氏は、誰を代表していますか?の質問がある。天安門民運活動家ら14人、ノーベル委員会に、署名書を出して、劉の受賞を反対したので、劉は民運活動家の代表ではないのです。結論は、彼は過去20年の記憶を代表している人物しかないのです。中国国内には、彼の影響力があまりないのです。外国で外国人を影響する力があるという。
海外(欧米日本など)に住んでいる中国人には、冷静に考えている人の方が多いと思います。劉のノーベル賞の賞与は、経済高速的発展している中国に対して、欧米からのいたずらと、違う社会制度の中国政府に対しての侮辱と感じています。ネットで、西側の価値観で判断の基準とするノーベル平和賞に、平常心で対処すべきで、気にしなくていいという意見が多いようです。
国内に住んで、政府批判をずっとしている劉氏の勇気に、私は尊敬していますが、彼の主張には、問題点もたくさんある。天安門事件時の彼は、かなりの過激派で、西側のすべてが良いと思っていたのです。中華文化を全般的に否定して、せめて300年の西側の植民地になった方が、中国にとっては、良いと彼は主張していました。その後経済発展に従って、彼はじょじょに穏やかになった。
今の中国には確かに言論の制限がある、しかし、過去と違って、中央宣伝部門と反対に、劉氏の平和賞受賞を公平に報道した新聞紙もあります。<財経時報>翌日報じた。(炎黄春秋)という雑誌が、長年多党制などの政治改革を主張しています。今も出版を禁止していません。多くの中国人は、中国国内が近い将来言論の自由な社会になると信じています。
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