スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

朝日新聞の中川問題報道の愚劣 ? 中川擁護から保身の言い訳へ

朝日の中川報道_1コンパニオン記者の疑惑がかけられて名前が上がった外資系金融情報紙の女性記者は、元は神戸新聞の記者だった。ネットの中に震災から2年後に書いた記事の断片が残っている。外資系金融情報紙に職を転じたのはキャリア・アップのためだったのだろうか、外国語の能力を生かそうとしたのだろうか、神戸から東京に移ったのは何かプライベートな事情があったのだろうかなど、記者の人間ドラマを勝手にあれこれ想像してしまう。この10年間は、人も金もすべて、日本の資産が外資に吸い取られた時代であり、繁栄が地方から東京に奪い取られた時代だった。若くて美貌で有能な女性が、繁栄する新自由主義の東京に魅き寄せられたのは無理もないことだ。震災後の神戸の町を見つめながら地味に記事を書いているよりも、日銀クラブの記者になって国際金融の記事に署名を入れていた方が、ずっと華々しくて満ち足りた気分だっただろうし、高額な報酬が手に入っただろう。今回は、朝日新聞が中川問題をどう報じたかを検証して取り上げたい。先週、日本の報道は中川問題で埋めつくされたが、朝日の記事はどれも愚劣で不愉快なものだった。  

朝日新聞と中川昭一_2「<中川財務相辞任> 麻生首相の『片腕』としての重責は十分に自覚していた。酒癖への批判も意識し、酒量も回数も以前に比べて減らし、閣議や国会答弁のある前夜は会食も会合も極力入れずに早めに帰宅していた。財務・金融相を辞任した中川氏について、周辺は口をそろえる。平日は朝4時に起床して海外の為替に気を配る。地元・帯広や講演先に向かう機内や社内でも、ほとんど寝ずに蛍光ペンを手に資料や本と向き合っていた。(略)『麻生首相』が宿願だった。離任会見で『麻生総理の閣僚を離れるのは残念だ』と悔しさをにじませたが、遅すぎた」。朝日新聞の記事である。驚くほど中川昭一に同情し、辞任を残念がっているではないか。この「政策面」という紙面は以前はなかった。何年前からか、知らない間に立ち上がっていたが、要するに霞ヶ関の官僚と酒を飲んで、官僚から言われた話をそのまま記事にして並べる紙面である。官僚の世論操作の道具であり、官僚の新予算用の政策制度の地ならしとか、消費税増税の必要性を煽る記事が書かれる。

朝日新聞と中川昭一_3朝日新聞と中川昭一_4「中川昭一氏は(略)自民党内きっての保守派論客としての顔もあり、『保守の再結集』を掲げ、一昨年末に議員約80人からなる『真・保守政策研究会』を結成、自らが会長に就いた。麻生首相とは『盟友』関係で、安倍元首相や自民党の菅義偉選対副委員長らとともに、首相を支える『NASAの会』のメンバーだ。麻生内閣では最重要ポストともいえる財務相を任され、金融相も兼務。経済危機対応に追われてきたが、農業や水問題などへの関心とかかわりも深い。これまで経済産業相や農林水産相、自民党政調会長など要職を歴任し、対北朝鮮強硬派としては拉致被害者らが最も信頼を寄せる一人でもあった。酒癖については以前から指摘され続けてきたが、麻生内閣の一員になってからは、量も自制してきたはずだった」。呆れて脱力感に襲われながら長々と引用したが、これが朝日新聞の政治面の記事である。文章だけ読めば、自由新報の記事と言われても疑う者はいないだろう。政治家中川昭一の経歴と実績と能力を称揚するように紹介し、行間には辞任を惜しむ態度が滲んでいる。<

朝日新聞と中川昭一_5朝日新聞と中川昭一_6「ローマの会見場の記者の多くは飲酒を疑ったが、日本の新聞の15日付朝刊締め切りが迫っており、質問はG7の内容の確認に集中。中川氏の飲酒の有無への質問はなかった。会見は実質的には17分ほどで事務方が打ち切りを告げた。朝日新聞の記者は会見終了直後、事務方に『飲んでいたのか」と取材したところ、『ランチの時に酒は飲んでいた』『欧州での会合はたしなみとして飲むのが慣例』との返事だった」。

朝日新聞と中川昭一_7朝日新聞と中川昭一_8朝日の中川報道_Z
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

世に倦む日日

Author:世に倦む日日
(世に倦む日日FC2版)

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
access countベキコ
since 2004.9.1












RSSリンクの表示
アクセス数とメール
エキサイト版に避難中です。
FC2のふざけた釈明

access countベキコ
since 2004.9.1


  
ご意見・ご感想

Twitter
Google 検索ランキング
下記のキーワード検索で
ブログの記事が上位に 出ます


竜馬がゆく
花神
世に棲む日日
翔ぶが如く
燃えよ剣
王城の護衛者
この国のかたち
源氏物語黄金絵巻
セーフティネット・クライシス
本田由紀
竹中平蔵
皇太子
江川紹子
G20サミット
新ブレトンウッズ
スティグリッツ
田中宇
金子勝
吉川洋
岩井克人
神野直彦
吉川元忠
三部会
テニスコートの誓い
影の銀行システム
マネー敗戦
八重洲書房
湯浅誠
加藤智大
八王子通り魔事件
ワーキングプアⅢ
反貧困フェスタ2008
サーカシビリ
衛藤征士郎
青山繁晴
張景子
朱建栄
田中優子
三田村雅子
小熊英二
小尻記者
本村洋
安田好弘
足立修一
人権派弁護士
道義的責任
古館伊知郎
国谷裕子
田勢康弘
田岡俊次
佐古忠彦
末延吉正
村上世彰
カーボンチャンス
舩渡健
秋山直紀
宮崎元伸
守屋武昌
苅田港毒ガス弾
浜四津代表代行
ガソリン国会
大田弘子
山本有二
永岡洋治
平沢勝栄
偽メール事件
玄葉光一郎
野田佳彦
馬渕澄夫
江田五月
宮内義彦
蓮池薫
横田滋
横田早紀江
関岡英之
山口二郎
村田昭治
梅原猛
秦郁彦
水野祐
渓内譲
ジョン・ダワー
ハーバート・ノーマン
アテネ民主政治
可能性の芸術
理念型
ボナパルティズム
オポチュニズム
エバンジェリズム
鎮護国家
B層
安晋会
護憲派
創共協定
二段階革命論
小泉劇場
政治改革
二大政党制
大連立協議
全野党共闘
民主党の憲法提言
小泉靖国参拝
敵基地攻撃論
六カ国協議
日米構造協議
国際司法裁判所
ユネスコ憲章
平和に対する罪
昭和天皇の戦争責任
広田弘毅
レイテ決戦
日中共同声明
中曽根書簡
小平
国民の歴史
網野史学
女系天皇
呪術の園
執拗低音
政事の構造
悔恨共同体
政治思想史
日本政治思想史研究
民主主義の永久革命
ダニエル・デフォー
ケネー経済表
価値形態
ヴェラ・ザスーリッチ
李朝文化
阿修羅像
松林図屏風
奈良紀行
菜の花忌
アフターダーク
イエリネク
グッバイ、レーニン
ブラザーフッド
岡崎栄
悲しみのアンジー
愛は傷つきやすく
トルシエ
仰木彬
滝鼻卓雄
山口母子殺害事件
ネット市民社会
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。