5月末の予想 - 普天間継続か辺野古沖かの選択へ、自民との野合
普天間移設の3月末政府案というのは、具体的にどのように決定、発表されるのだろうか。私の予想は、3/30(火)に官邸で鳩山由紀夫が記者発表をするという段取りと展開である。その直前に閣議を開き、公表する政府案の閣内承認の形式を整える。中身については、3/28(日)からリークが始まり、3/29(月)には内容が明らかになってマスコミで報道されている。社民党の反対が強くて閣議に諮れない場合、閣議了承を事後の手続きとする。この場合は、社民党の連立離脱が政局の表面に浮上する。4/2(金)にマスコミが緊急世論調査を発表し、各社が事前に準備(捏造)した世論数字がテレビと新聞に出る。鳩山首相が発表した政府の普天間移設案について、支持不支持を問う世論調査の速報が出る。さらに4/4(日)、フジ、NHK、テレ朝の政治番組に前原誠司と岡田克也が出演、政府案(県内移設2案が軸)のプロパガンダで放送を埋める。結局、基本政策閣僚委員会は開かれず、福島瑞穂も開催と討議を要求しない。「社民党としては県内移設に反対だが、政府閣僚としては賛成だ」の詭弁で厚顔に立場説明し、政権内に濡れ落ち葉として踏み止まる。昨日(3/24)の早朝に東京(中日)が報道した「政府、県外移設断念」の報は、その後、国会答弁での鳩山由紀夫の「県外も諦めていない」に変わった。マッチポンプと言うか、本音のリーク報道で県内移設の既成事実化を着々と固めながら、建前の公式会見ではそれを打ち消すような発言をして、国民の感情に軟膏のクリームを塗る。
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