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第二次就職氷河期の恐怖 - 貧困が全体化する高齢社会の地獄図

第2次就職氷河期_1毎月1500万円の小遣いを母親の安子から受け取りながら、子分を飼う投資に回さず浪費していた弟の鳩山邦夫は、結局、一匹の子分も連れずに単身で自民党を離党する喜劇役者となった。真面目に買収に回していた兄の鳩山由紀夫は、節制と努力の甲斐あって悲願の首相に収まっている。親の言いつけは守るものだ。鳩山邦夫は、毎月1500万円の小遣いを何に散財していたのだろう。希少種の蝶のコレクションだろうか。それとも銀座の蝶の収集と飼育だろうか。兄弟で差がついてしまった。新党結成だとか、薩長同盟の接着剤だとか、威勢のいい法螺を言っているが、肚の中は意外にリアリスティックな計算がある。要するに、泥舟の自民党から素早く脱出して、やさしいお兄ちゃんが拾ってくれる民主党に再び潜り込む魂胆だろう。嘗ては党の副代表だった。党を創立したオーナー一族の貴公子でもある。鳩山マネーで立ち上げた民主党は、自分が居座って当然のマイホームだ。来年、ちょうど1年後だが、東京都知事選がある。今から11年前、1999年の都知事選に鳩山邦夫は民主党推薦で立候補、そのときは石原慎太郎に敗れた。落ち目の石原慎太郎に次の選挙での勝算は薄く、1年後を考えれば、自民党の公認や推薦は、今よりもさらに逆効果に働くだろう。その辺の情勢と時機を鳩山邦夫は計算していると思われるが、マスコミも、ネットも、政界再編の関心と視角からでしか話題にしておらず、政界喜劇の一幕だと思ってワイドショーの娯楽を楽しんでいる。  

続きの内容をレジまぐ版に公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

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生活の貧しさと心の貧しさ

と題する大塚久雄の著作を最近読みましたが、反貧困は何も雇用問題だけに限りません。金銭的貧困(就職氷河期)、精神的貧困(12年連続自殺者3万人)、政治的貧困(政治改革の失敗)、経済的貧困(企業倫理の崩壊)など、上げたらキリがありません。
子どもや若者を取り巻く環境が、大人社会の反映である限り、現在の社会人の責任は極めて重いと思います。本日、春闘の集中回答がありましたが、労組の自己保身に終わったと断罪するほかないでしょう。非正規社員や、パート労働者らの待遇改善を求めず、自らの利益確保だけに動く老人支配の構造(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51391907.html)。
これでは正社員クラブと揶揄されてしまうのも無理ありません。既得権益の打破を掲げる新自由主義勢力を嫌う一方で、その行動自体が新自由主義勢力の拡大を推し進めるという自家撞着。小泉純一郎を支持したのも、こういう無責任な社会人なのだと、確信させられたニュースです。
政治に求めるべきこと、しかしそれを支えるのが市民の責任である限り、絶望的な気分になります。湯浅誠氏や清水康之氏だけでなく、反貧困活動を行っているNPO・NGOを数百レベルで結集し、毎月毎週、定期的に集会を行うべきです。ベルリンの壁が崩壊に向かったのは、ライプチヒの市民運動からでした。湯浅氏らは自分が前面に出ることを拒否する傾向がありますが、指導者なくして運動は成就しません。是非、大きな運動を起こすことを望みます。

世代間闘争の危惧

最近気になることは、「若者層と高齢者層の間で、世代間闘争を起こし、高齢者層の既得権益を剥奪せよ」という論調が出始めていることです。
要するに「若者から搾取している老人が問題である」という考え方です。日本は、いつから目上の人を敬う文化がなくなってしまったのでしょうか。これはゆゆしき問題だと思っています。

また、ブログ主さまが取り上げているグループホームの問題も、ご存じのように、現在、入居している方々は、グループホームではなく、本来は特養に入所するべき人たちです。それを無理矢理民間のグループホームに押しつけている訳です。非常に困った問題だと思っておりますが、具体的な解決策が見えないのが、より不安です。

世代間闘争への雑感

危惧されるのは理解できますが、年齢という客観的事実だけで敬える対象となりうるかについては、議論の余地があるでしょう。本日の春闘集中回答を例に取れば取るに当たらないと思いますが、正社員の利益確保の結果、非正規労働者(大半が二十代、三十代)の利益が損なわれている事実は、どう説明されるのでしょうか。正社員の数倍働かされ、給与が少なく、休みもなく、権利さえも確保されていない若者を生み出す構造を変えない人々を、どう尊敬すればよいのか。少なくとも私(27歳)には分かりません。
彼らがどれだけ傷ついていることか。直接に対話し、現状認識を把握することをお勧めします。話しは逸れますが、日本では20代、30代の死因のトップが自殺であるという事実はご存知でしょうか。他の先進諸国はガンや交通事故、発展途上国であれば戦争・紛争・飢餓等。痛むべきことです。

「大人社会を尊敬できない環境では、自分を一角の存在と認識した『大人社会をなめきった若者』の大量輩出が進むばかりである。今の日本の大人が見せているものは、たわいもない拝金主義であり、私生活主義であり、腐臭を放っているとしかいいようがない。大人に求められているのは、問題を解決する構想力であり、問題の深さに慨嘆することではない」(以上、寺島実郎著「脳力のレッスン」より)
私の問題意識はここにあります。

目上を敬うという儒教的倫理を否定するつもりは毛頭ございません。寧ろ、儒教的倫理の衰退が、日本を追い詰めているとさえ思います。ウェーバーがヨーロッパの資本主義の根底にキリスト教精神があることを説いたように、渋沢栄一は日本の資本主義の根底には儒教的価値観があると説きました。近頃、再ブームとなっているドラッカーも、企業倫理を説いた実業家において、渋沢栄一以上の人物を知らないと述べていました。その日本で、米国信仰の歪んだ企業精神に基づき、破壊し、加担してきたのが、何を隠そう「目上」の方々自身ではありませんか。

社会人が果たすべき責任の範疇において、圧倒的支持で新自由主義政権を誕生させ、この国を破綻させたのは誰なのか。少なくとも、今年の新卒にはその権限はなかった。そういった不満や不信が、無意識に目上を敬わない構造を生み出しているという事実に、今の大人はあまりに無自覚だと感じます。結局のところ、こういった認識のずれや擦れ違いが世代間闘争論を増長させているのでしょう。実に無責任。

“恵まれた”境遇の高齢者へ

十分な資産を持ち、月々の年金だけで悠々自適に暮らせる“恵まれた”境遇の高齢者(一部)に言いたいこと。

失業者(求職者)に対して、「自己責任」「怠け者」「仕事を選ぶな」・・・等々の口汚い“暴言”を吐かないでもらいたい。

私の親族にも「(トラックやタクシー等の)運転手なら仕事はあるべ?」などと馬鹿なことを抜かす“恵まれた”境遇の老婆がいる。

自分が出来もしない仕事を人に「やれ!」と言い放つその神経、アラフォー世代の私には全く理解(共感)できない。

監視すべきは…

下層に生きる私ですが、裕福な老後に生きる親の世代にアタッても何も生まれません。世代間格差の悪戯な強調は、この国の内部分裂を醸造するだけかと。

貧困格差増長の構造は、紛れもなく政治の責任。しかし広げて言えば、投票した選挙民、投票に行かなかった有権者の共同産物の結晶でもあります。

筆者さまの過去記事に、戦後日本の政治・経済・社会は、「団塊の世代」をその対策に進んできた、との見解が述べられていましたが、この歪んだ人口構造の急激な増減変化に応えられない政治の無作はもちろんのこと、そもそもこの歪んだ人口構造をもたらした遠因である戦争への視点を忘れたくありません。

65年前のあの戦争が産み育んだ国勢が、今の私たちの生活と一本で繋がっているこの2010年の始末。

まず、二度と戦争を起こさない社会の実現。この国が、わざわざ憲法にしてまで誓った熱い未来設計のはずです。

ご紹介の「クローズアップ現代」を拝見しましたが、不毛の構造責任論を展開するより、この国のジリ貧の状況にこれからの未来設計を託さざるを得ない彼ら若年世代に対して、この世代を選択して生まれてきたその意義付けと、どう生き抜いていく人生の在り方が、戦後世代が実現できなかった2010年の今に生きるオリジナルな人生の目的なのかを、自信を持って彼らに丁寧に伝える、「支える人たちの存在の有無」に、時代からの強い問い掛けがあるように感じました。

例え、政治が変わろうが変わるまいが、彼ら若年層も私たちの世代も、この時代を生き抜いていくことは先人たちがそうであったように変わりようのない人間連綿の真実です。

この真実に、時の政治が不可分に浸食している以上、私たちは景気の浮揚に関係なく、常に監視の対象である政治への視線を忘れてはならないと。
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