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中島みゆき 『悪女』

悪女_1長い連休でもあり、政治を離れて音楽の話を少し。中島みゆきの作品はどれも感動的な名曲ばかりだが、私が最も好きな一曲は『悪女』で、これ以上完成度の高い曲は他にないと思われる。完成度が高い。そう思う理由は、詞も曲も、諄さや粗さがなく、最初から最後まで寸分の隙も無駄もなく、いちど聞き始めると、途中で止めることなく最後まで聴き入ってしまうからだ。4分間、途中で中断できない。曲の半ばで関心が途切れる個所がない。退屈や窮屈を一秒も感じない。最後まで詞に織り込まれたドラマを追いかける。描かれた場面をイメージし、登場人物の状況と顛末を想像する。最後まで聴いて、余韻が残り、そこからさらに想像を逞しくし、曲の世界に感情移入し、意味を掘り下げようとする。中島みゆきの世界に惹き寄せられてシンクロナイズする。私の場合、センスや才能を感じる音楽的創造力の実体は、『悪女』のメロディラインとテンポとワーディングにある。中島みゆきの他の曲には、聞く前に緊張感を覚えると言うか、重さを受け止める準備を意識することが少なくないが、この曲にはそれがなく心地よく自然に流れる。と言うより、詞の世界の重さと哀しさに対して曲のテンポとボーカルが軽く伸びやかで、その作為された明と暗のバランス(アンバランス)が絶妙で痺れるのだ。  

続きの内容をレジまぐ版に公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

大澤真幸がセクハラ辞任に追い決まれたようです。私はあまり意外には思わず、やっぱりなと感じますね。脱構築の社会学などというのは、何をやっているかわかったものじゃない。酒井法子の一件と同じで、その周囲で何人か名前が上がっている芸能人がいますが、酒井法子一人だけが覚醒剤の常習者だったと思っている人はいません。大澤真幸も同じで、「何で俺だけが」と臍を噛んでいるのではないでしょうか。脱構築とは脱倫理ですよ。

髪の毛を茶髪に染めたり、ロックギタリストの真似事をして目立ってみたり、自分を半ば芸能タレントだと思い込んで、世の中をなめきった人間が多い。日本のアカデミーの再生というのは、政治の再生以上に難しい感じがします。マスコミの再生以上に難しい。政治家は選挙で変えることができるし、マスコミは投票では変えられないけれど、日常的な監視を受ける。しかし、アカデミーの人間は、権力者でありながら市民の監視を受けることがありません。

日本人が脱構築主義から離れたとき、日本のアカデミーは現在の日本の官僚と同じになります。今の日本人はデフォルトで官僚不信ですが、20年前までは日本人は官僚を信じていました。政治家は駄目だが、官僚が優秀だから、日本は国家をよく経営できていると信じていました。思えば、官僚信仰から官僚不信まで一瞬の間でした。これから、マスコミ不信がつのり、社会的に支配的な空気になり、さらにアカデミー不信へと続くのではないでしょうか。

ブログ左翼に人気のある右翼の川勝平太にも噂がありますね。

悪女_z1悪女_z2

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No title

せっかく政治の話題を休まれているところ、申し訳ありません。
いつも、拝見しておりますが洞察の深さに驚かされるばかりです。

さて、鳩山内閣が「記者クラブ解放」の公約反故に続いて、「議員立法原則禁止」を打ち出しております。

これは、国民が選出した議員の発言権を奪うようなもの。大臣にも副大臣にも政務官にもなれなかった民主党所属国会議員に投票した者にとっては、実質的に死票化されるようなもの。

いくら族議員対策とはいえ、行き過ぎの感は否めません。この政権に、なにか不気味さを感じ初めております。

みゆきさん

「悪女」にはあこがれもなく
「化粧」などせず・・・
どうしてこんなに暗いのかしらねぇ・・とみゆきさんのラジオのふしぎな話し声だけが印象に残っていた20代の私。脳の作りが違うから男女はちがうと50前にして思うのね・・。

No title

-髪の毛を茶髪に染めたり、ロックギタリストの真似事をして目立っ

てみたり、自分を半ば芸能タレントだと思い込んで、世の中をなめき

った人間が多い。

前者は、関西のK.G大学のS.K.後者は、K大学のO.Eでしょうかね。

S.K.は、秋葉原通り魔事件について、社会学者らしからぬ、浮薄で

浅学なコメントを残していますね。

http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY200806240107.html

世に倦む日日様が、事件後一週間の間に立て続けに5本の記事を

書き上げ、事件二週間後にはNHKは一本の秀逸な特集番組を放映

しているのに、学者のS.K.は何をやっているんでしょうかね。研究分

野のキーワード3つの内の2つにヒットしている事件にも拘らず、『何

を言えばわからない』と易々と言ってしまうなんて、学者失格ですよ

http://www.kwansei.ac.jp/Contents_6450_5_0_0_4.html

No title

70年代、80年代両方の文脈から見ても非常に優秀で重要なミュージシャンとして、先ごろ他界した 忌野清志郎が居ると思いますが、このブログでは殆ど言及されていませんね。

80年代的な感性は、本来、権力に対する剽悍な批判者にも成り得たと思うのですが、単なる「茶坊主文化」と化してしまった「その時」は、RCサクセションの「COVERS」問題が空騒ぎに終わった1988年かも知れない。

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