スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

三党合意を検証する - 目に余る民主党の変節後退と社民党の無力

三党合意_1昨日(9/9)の三党連立合意について検証したい。マスコミは社民党の粘りによって民主党が折れたという説明をしていたが、実際には、単に民主党のマニフェストの文言がそのまま合意文書になっただけで、社民党が働きかけて基地問題や地位協定の政策の中身を前進させた事実はないに等しい。一週間かけて粘った割には成果は小さかった。本来、キャスティングボートを社民党が握っていると言うのであれば、民主党のマニフェストの内容から、一歩でも二歩でも社民党のマニフェストの内容へ歩み寄った政策合意が実現してよかったはずだが、結局、合意文書は民主党のマニフェストの文面が転載されただけで、民主党は政策を1ミリも動かすことはなかった。客観的に政策内容を追跡したとき、民主党は政権に近づけば近づくほど安保政策の立場を右寄りに変え、自公政権の現状に接近させている。まず、政権獲得が確実視されていた解散後のマニフェストの記述の段階で、従来の方針である「沖縄ビジョン」を大きく後退させ、米軍基地を縮小するとも地位協定を見直すとも言わず、曖昧な表現に止めた。さらに政権獲得後は、米国の顔色を窺い、三党協議での安保政策の文言を空白にする裏切り行為にまで出ていた。  

三党合意_2民主党が9/8の時点で提示していた文書の内容は、「沖縄基地のあり方をはじめとする二国間の課題について解決を図る」のみである。あまりの無内容に呆然とするが、岡田克也と鳩山由紀夫は、今月下旬の訪米前に米国を刺激せぬよう万全の配慮を示し、この空っぽの政策文言で三党協議を強行突破しようと策していた。日本政治における普天間と沖縄米軍基地の問題というのは、世界政治におけるパレスチナ問題そのものである。不条理が目の前にあり、国連憲章や日本国憲法の空文空想の真実がある。普天間第二小学校の児童生徒はどこの国の子供なのだろう。60年前のオキュパイド・ジャパンか。昨日の合意文書について中身を詳しく見てみよう。この合意を検証する上で重要なのは、選挙期間中の8/14に三党で発表された「衆議院選挙に当たっての共通政策」である。この文書は社民党のサイトのトップページにリンクが提供されている。最近のPC製品のスクリーンは地デジ対応で横長の仕様になっているから、ブログの読者は、画面の左側に三党合意文書を開き、画面の右側に「衆議院選挙に当たっての共通政策」を開き、左右両方を見較べて、何がどう変わって、何が付け加わったのかを確認していただきたい。

続きの内容をレジまぐ版に公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

三党合意_z1三党合意_z2三党合意_z3


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

No title

主題とは違いますが、極めて次元の低いテーマに、選挙で大敗した自民党の、衆議院国会控え室の「明け渡し拒否」問題が解決しておりません。
このブログでも書かれているように、自民党サポートのテレビ・新聞などの意識だけでなく、本体の自民党自身の≪選挙で負けた≫という意識が染み通っていないのです。

その自民党の【往生際の悪さ】に呆れかえっています。総選挙の結果、獲得した議席が「302議席」から「119議席」まで転落したにかかわらず、あくまで「国会控室」の居住権」を主張して、3倍に膨れ上がって入りきれない民主党に対し、ガラガラに空いた「国会控室」を手放そうとはしていません。

日本には、むかしから華と散る「武士道」の潔さがあります。選挙で大敗したのですから、民主党から要求されるまでもなく、当然、潔く≪落城の明け渡し≫をするのが常識であります。
保守本流を自称する自民党です。落城に対し「江戸城引き渡し」の西郷隆盛と勝海舟の逸話とか、大石内蔵助の「赤穂城」を幕府に引き渡した潔さなど、これまで、華と散る【武士道の美しさ】を学んだことがないのでしょうか。

No title

そう言えば、例の鳩山の新自由主義批判の論文が米のメディアに散々叩かれた途端、すぐに修正していましたね。
そんな腰の弱い事でどうするんだと。
小沢もプーチンにはなれないようです。
日本が米国の頸木から脱する事が出来るのは何時なんでしょうかね?
プロフィール

世に倦む日日

Author:世に倦む日日
(世に倦む日日FC2版)

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
access countベキコ
since 2004.9.1












RSSリンクの表示
アクセス数とメール
エキサイト版に避難中です。
FC2のふざけた釈明

access countベキコ
since 2004.9.1


  
ご意見・ご感想

Twitter
Google 検索ランキング
下記のキーワード検索で
ブログの記事が上位に 出ます


竜馬がゆく
花神
世に棲む日日
翔ぶが如く
燃えよ剣
王城の護衛者
この国のかたち
源氏物語黄金絵巻
セーフティネット・クライシス
本田由紀
竹中平蔵
皇太子
江川紹子
G20サミット
新ブレトンウッズ
スティグリッツ
田中宇
金子勝
吉川洋
岩井克人
神野直彦
吉川元忠
三部会
テニスコートの誓い
影の銀行システム
マネー敗戦
八重洲書房
湯浅誠
加藤智大
八王子通り魔事件
ワーキングプアⅢ
反貧困フェスタ2008
サーカシビリ
衛藤征士郎
青山繁晴
張景子
朱建栄
田中優子
三田村雅子
小熊英二
小尻記者
本村洋
安田好弘
足立修一
人権派弁護士
道義的責任
古館伊知郎
国谷裕子
田勢康弘
田岡俊次
佐古忠彦
末延吉正
村上世彰
カーボンチャンス
舩渡健
秋山直紀
宮崎元伸
守屋武昌
苅田港毒ガス弾
浜四津代表代行
ガソリン国会
大田弘子
山本有二
永岡洋治
平沢勝栄
偽メール事件
玄葉光一郎
野田佳彦
馬渕澄夫
江田五月
宮内義彦
蓮池薫
横田滋
横田早紀江
関岡英之
山口二郎
村田昭治
梅原猛
秦郁彦
水野祐
渓内譲
ジョン・ダワー
ハーバート・ノーマン
アテネ民主政治
可能性の芸術
理念型
ボナパルティズム
オポチュニズム
エバンジェリズム
鎮護国家
B層
安晋会
護憲派
創共協定
二段階革命論
小泉劇場
政治改革
二大政党制
大連立協議
全野党共闘
民主党の憲法提言
小泉靖国参拝
敵基地攻撃論
六カ国協議
日米構造協議
国際司法裁判所
ユネスコ憲章
平和に対する罪
昭和天皇の戦争責任
広田弘毅
レイテ決戦
日中共同声明
中曽根書簡
小平
国民の歴史
網野史学
女系天皇
呪術の園
執拗低音
政事の構造
悔恨共同体
政治思想史
日本政治思想史研究
民主主義の永久革命
ダニエル・デフォー
ケネー経済表
価値形態
ヴェラ・ザスーリッチ
李朝文化
阿修羅像
松林図屏風
奈良紀行
菜の花忌
アフターダーク
イエリネク
グッバイ、レーニン
ブラザーフッド
岡崎栄
悲しみのアンジー
愛は傷つきやすく
トルシエ
仰木彬
滝鼻卓雄
山口母子殺害事件
ネット市民社会
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。