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低調な風景 - 酒井法子事件はTVから選挙を消すための政治工作

酒井法子_1選挙戦はとても低調で、盛り上がりなく投票日を迎えつつある。終盤になっても、麻生首相の口から聞こえてくるのは民主党に対する悪質な中傷攻撃ばかりであり、そうでなければ「貧乏な若者は結婚するな」という暴言の類でしかない。ネガティブキャンペーンという選挙用語を使って表現するのがそぐわなく思われるほど、麻生首相の選挙での言動は粗暴で醜悪で汚らわしい。ネガティブキャンペーンと言うのであれば、それなりに効果が練られた戦術性や計画性が受け手の側に感じられるはずだが、そうした要素が何もなく、単に野蛮で愚劣で一人よがりな暴言や戯言が連発されているだけなのである。今度の自民党の選挙の代理店はどこが担当しているのか訝るが、おそらくマニフェストの文言や意匠やCMや演説の内容も、全て麻生首相本人が関わって指示を出しているのに違いない。エージェントの仕事はクライアントのイメージを高めることだが、麻生首相や自民党から出てくるもの(発言・映像・図画)は、悉くイメージを落とす方向に作用している。知性と感性に問題のあるプランナーが携わっている事実は否めないが、プロの提案を麻生首相が受け付けず、自分の趣向を押しつけて、ひたすらセンスの悪いプレゼンテーションやメッセージになるのだろう。  

続きの内容をレジまぐ版に公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

この選挙が見ていて面白くないのは、選挙の主役が麻生首相だからなんですよね。テレビで選挙戦が報道されるときは、必ず麻生首相が出て来て何か言っているし、視聴者はそれを見て聞くことをしなくてはいけません。それが苦痛なんですよね。そして、一緒に出てくる鳩山由紀夫の話にインパクトがなくて、国民に訴えかけるメッセージが弱くて、先行逃げ切りの「ノーミス作戦」で時間を潰す戦略に出ているから、余計に選挙戦が盛り上がらないわけです。加えて、テレビ局が自民党の負け幅を小さくする目的の選挙報道に徹していて、さらに二大政党制の完成を強調する演出で固めているため、面白さが全くなくなった選挙報道になり、そのまま投票日を迎えることになりました。

それと今回は、2年前の参院選の田勢康弘のような選挙解説をリードする論者がテレビに出てきませんね。誰も出て来ず、何も言おうとしない。新聞が民主300議席とか320議席と予想しているのだから、それについて内情を紹介したり、意味を掘り下げて解読する人間がマスコミに登場してもいいはずですが、みんな開票日までお行儀よく口にチャックをしています。4年前のテレビでは、小泉改革支持を明言する人間以外はカメラの前に出れませんでした。つくづく、テレビ世界が自民党と財界だけの私物である事実を思わされます。彼らが民主党の「政権交代」に何の危機感も感じていないのは、彼らが民主党がどういう政党かをよく承知しているからでしょう。変革でも何でもないのです。


麻生_金_結婚酒井法子_z


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No title

 今日の記事には最初から最後まで同感です。せっかく「政権交代」で盛り上がっている国内を、海外から傍観しているだけで、これ以上いちゃもんをつけるのは、少なくとも投票日まではよそう、と思っていましたが、あまりに不思議な芝居を鑑賞している感覚なので、少し口を出します。「投票に行って自分たちの生活を変えます!」と張り切っている国民が圧倒的に多い割には、その投票先である政党たちの主張に熱気がない。もちろん暑い中、声を枯らして叫ばれている努力は認めますが、何から何まで空回りしている感じがするのです。

 毎日2-3分の当地の日本語放送の政治ニュースを見るだけでも、あまりにも醜悪で、信じられない暴言を吐きつづける首相のすがたを見て、国民全員があきれかえります。ここまでは全体にとっては、かえっていいことだと思いますが、自ら自分の政党の墓穴を掘りつづけ、その穴を広大に広げる墓掘り職人に徹して、スコップを動かしている首相の背中姿は、野党にとっては大きな安心材料に映ります。すぐにその穴には膨大な数の自民党議員の屍が並ぶはずです。
政権交代があって、さあどう変わるのか、という強い意志のようなものが、この首相の墓掘り行為を見つづけることで、どこかにきれいに消え去ってしまいます。マニフェストなどどうでもいい、政権を取ったら一歩づつこの国をよくするのだ、という強い意志が、もはやすでに消えてしまっているような気がしてなりません。それはタテマエだけを優先するその国民性にも問題があります。がなり立てている候補者の深層心理には、いつも通り暗く冷たい当落の不安でいっぱいで、それ以上の理想はどこにも観えません。

 この選挙終盤における不思議な無力感のようにも映る政党の仕草は、投票する側の無力感にも繋がっているような気がします。
北朝鮮から密輸した世界最悪のケミカル・ドラッグで捕まった芸能人の話題でもちきりになり、そんなものやるヤツは人間じゃない、と弾劾する。かわいそうだ、というひともいる。そのドラッグの副作用のように、より大きな無力感が全員に蔓延しているような気がします。そんな異常なドラッグしか、比較的カンタンには手に入らない。それを蔓延させているのは、いったいだれなんでしょうか。システムとしては、僕の住んでいるこの薬物大国の方が、まだしもずっとマシのような気がしてきます

 論旨が外れそうなので、このことはいずれ自分のブログにまとめますが、ネットのうえでの無力感、ということも世に倦む日日氏と同感です。オバマをネットで応援したアメリカの若者には「理想」があったし、かれが当選したいま、少なくともその「理想」は推進されていると思います。

 自分の生活のことだけでなく、『自分たち』の生活、と大括弧に囲んで考えたいと思います。それが民主主義だと思います。
そして、不確定な指導者の方にではなく、いつも自分のなかに「理想」と、それを実現させる意志をもちつづけたいと思います。 NY金魚
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