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イデオロギーの選挙と「右と左」のトレンド - 民主党の旧自民党化

イデオロギーの選挙_1今回の選挙での麻生自民党の戦略は、一貫して民主党に対するネガティブ・キャンペーンに徹していて、無意味な粗探しと聞くに堪えない中傷や暴言で埋め尽くされている。まともな政策論議など何一つない。「政権交代」が起きる歴史的な選挙でありながら、討論のレベルは、これが日本人の国政選挙の論戦かと目を疑うばかりの悲惨な状況を呈していて、テレビを見る度に(特に麻生首相の顔が映ると)気分が悪くなる。選挙戦の序盤では、マスコミと手を組んで民主党の財源論叩きに明け暮れていたが、大敗の情勢が明らかとなった中盤には度を越して品が悪くなり、演説内容も渋谷の街宣右翼並みの低劣なものになった。「国旗を切り裂いた」云々の、まるで暴力団の言いがかりを聞くような話が延々とテレビで放送されたが、このような主張を自民党の党首が選挙でするのを聞いたことがない。常識で考えても、放送時の編集でカットされるのが当然だと思うが、なぜかNHKはこの問題が選挙の主要な争点のように大きく報道し続けた。自民党側から要請が入っているのだろう。異常なことが起きているのに誰も異常だと言わない。マニフェスト選挙と言いつつ、今度の選挙の中盤は政策プロパーではなくグロテスクなイデオロギー攻撃が主役になって、人々の関心に無理やり割り込んでいる。  

続きの内容をレジまぐ版に公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

昨夜(8/24)のNHKの7時のニュースで、福田衣里子が取り上げられていましたね。「今回の選挙は、底辺で一所懸命生きている者が生き残りを賭けた、絶対に負けられない選挙です」。そう言っていました。彼女のこの言葉には説得力があって心に響きます。国民代表を決める選挙の立候補者はこういう人間であるべきだし、選挙演説の言葉はこうでないといけない。眩しい純白な若さを魅力として感じられる政治家を、初めて見るような気もします。一昨年の年末の、山口美智子と福田衣里子の薬害肝炎被害者救済の奮闘は見事でした。厚労省の会議室の場面とか、夜の有楽町駅前のビラ配りの映像を思い出します。

記事では、毎日新聞の「えらぽーと」を参考にして、民主党の新人候補たちが予想外に憲法9条改正や集団的自衛権に対して慎重な立場を回答していて、民主党の中堅幹部たちの一般的な思想傾向()改憲タカ派)とは異なっている点を指摘しました。精密な論証は今回の記事ではできていませんが、明らかに米国政治の転換の影響が出ているものと思われます。民主党の場合、結党以来、「政権交代」と「二大政党制」だけが目標で、あとの政策上の方針や路線については一貫性や統一性がなく、しかも内部(右派と左派)で討論をせずに曖昧に対立を棚上げします。政策理念の相違を纏めて一つの方向性を打ち出せるカリスマ的指導者もいません。

今後は、米国のオバマ政権の方向性を眺めながら、自らの立ち位置を修正して、世界の潮流に身を合わせるという舵取りになるのでしょうか。新人候補に現れた意外な中道傾向(非右翼的傾向)の事実は、政権獲得後の民主党の政治運営を先取りして予告しているように思われます。前原誠司や長島明久や玄葉光一郎のような原理主義的なネオコン・ネオリベ路線は時代遅れになりました。

政権交代ギャル

政権交代幹部


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コメント

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確かに歓迎すべきことです

 こんにちは、お久しぶりです。
 この新人候補のハト派的傾向や流れは実は、一昨年の参院選においても、選挙前の毎日新聞、朝日新聞などのアンケートを見れば、明らかであったと記憶しています。今年のプラハでのオバマ大統領の事実上の原爆責任容認と核兵器廃絶への意気込みを語った演説が風の変わり目の一つでした。ともかくハト派、平和志向派の大勢化は歓迎すべきです。
 この記事のもう一つの論点、民主党の自民党化の動きは、地方の保守地盤に小沢一郎氏が働きかけ奏功した、(またもや例に挙げる)一昨年の参院選の頃から徐々に明らかになっていたと思います。何のことはない、同じ地盤や支持層を食い合っているだけです。結局一党支配制の振り出しに戻ってしまいましたね。

No title

昨日(23日)の、東京都内で開かれた学生との対話集会に麻生首相が出席し、学生たちが≪お金がないから、結構出来ない≫と、就職難に悩む学生たちが≪当面の現実≫を訴えたのに対し、首相がはっきりと【金がねえなら、結婚しない方がいい】と答えたといいます。
この発言は、公式なテレ討論や街頭演説と違って、自由に発言できる{≪麻生首相からの本音≫を語ったものと思えますが、一国の首相の発言として許すことができません。

これを聞いて、60年安保騒動後に登場した池田勇人首相(1960-64)の【貧乏人は麦飯を食べよ】を思い出します。そのころ、池田首相の言葉は左翼陣営や言論人から、かなりの非難を浴びましたが、その後、『所得倍増計画』の実現など、一時は日本の経済界が、世界の頂点になるほど、経済発展を遂げるに至りました。

当時の池田勇人首相の【貧乏人は麦飯を食べよ】の発言と、麻生首相の【金がねえなら結婚しない方がいい】は、似て非なる発言であります。
前者はテレビの【おしん】ではありませんが、現在は苦しくても、前途に明るい希望が存在します。しかし、麻生首相の言葉は、現在の若者が、結婚適齢期を無為に過ごし、五十代に至ったとき、仮にお金ができたとしても、そのとき結婚できるのでしょうか。
現在の、結婚適齢期の青年にとって、絶望的な暴論であります。一国の首相として、許すこの出来ない麻生首相の本音であります。

馬淵さんが意外にも

この中で前原さんと馬淵さんのみがアフガン派兵に賛成としているのが際立って見えます。

前原さんは思想的になんとなくわかるのですが、耐震偽装問題で名を売った馬淵さんも派兵賛成派というのが意外な気がしました。

舛添厚労相の暴言に湯浅氏が激怒! 貧困と格差を争点に!

先日、舛添厚労相は、「怠けている連中に税金払う気なし」と発言し、「派遣村」を侮辱しました。
これに湯浅誠氏ら「派遣村」(6月末で解散)元実行委員会有志が猛反発し、波紋が広がっています。

今回の総選挙では、テレビが採り上げないことから、
貧困と格差の問題は、争点から消えていましたが・・・
この際、舛添暴言を奇禍として貧困と格差の問題を争点にするべく
野党各党は、いっせいに舛添厚労相を批判するべきでしょう。

・舛添氏「怠け者に税金使わぬ」発言 抗議受け弁明
http://www.asahi.com/politics/update/0825/TKY200908250312.html
>派遣村の元実行委員会の湯浅誠・元村長ら有志は24日、
>「事実をねじ曲げた発言で、今なお厳しい雇用情勢の中で生活の再建を目指して努力している方々への侮辱である」として、
>舛添氏に謝罪と発言撤回を求める抗議文を出すなど、波紋が広がっていた。

・派遣村めぐり舛添厚労相に抗議文 「怠けてる連中」発言と
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082401000842.html

・派遣村 : 事実をねじ曲げた舛添発言の撤回と謝罪を求める
http://www.labornetjp.org/news/2009/1251185636840staff01

・「怠けている連中に税金使わぬ」 派遣村めぐり舛添厚労相
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009081902000169.html

・舛添厚労相、「年越し派遣村」を批判
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0820&f=politics_0820_011.shtml
>ネット上には、舛添大臣に対し賛否両論の意見が寄せられている。

実際、ネット右翼の人たちは、必死になって「派遣村」「元・派遣労働者」を叩き、舛添厚労相を守ろうとしていますね。
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