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底流は「総総分離」- 自民党議員が麻生内閣を信任した真の理由

総総分離_2_1流れが「総総分離」の方へ向かっている。現在の政治は、「総総分離」のキーワードを分析軸に置くことで、全体がきわめて明瞭に整理されて立ち現れる。本日(7/15)、武部勤がTBSに、加藤紘一がテレ朝の番組に生出演して、麻生降ろしを訴えていた。両院議員総会を開催するための署名集めを本格的に始動すると言う。武部勤は、総会開催に必要な党所属国会議員の3分の1以上(128名)の署名獲得に自信を示し、署名が集まり始めれば麻生首相は自ら総裁辞任の決断へ追い込まれるだろうと強気の見通しを語っていた。「総総分離」のシナリオで全体が動いていることを、自民党だけでなくマスコミの関係者も薄々承知しながら、演出のために国民には黙して「前段」の芝居を演じているように見える。政治をビジネスにしている者たちが阿吽の呼吸で役割演技し、「自民党の混乱」劇を上演している。その目的は麻生自民党をボロボロのイメージに落とすことであり、逆バネの反発力を溜め、次の新総裁誕生のステージで国民の支持と期待を一気に高揚させることである。期待を圧縮する失望を作っている。モメンタムを仕込んでいる。森政権から小泉政権に変えた8年前の「成功」の再現が策されている。   

続きの内容をレジまぐ版に詳しく公開しました。コメントはこちらの方にお願いします。

梅雨が明けた東京は猛暑。一気に炎天の灼熱地獄になりました。皆様も体調の維持にお気をつけ下さい。昨夜(7/14)の国谷さんの「クローズアップ現代」は、村上春樹の『1Q84』の特集でした。中国と米国で村上春樹の読者が増えている現状が報告されていました。どちらも意外と言うか、世界の変わりようの激しさに驚かされます。特に米国で、村上春樹がディッケンズなど古典作家と並んで本屋で大人気を博していて、堂々たる偉大な世界文学者の地位を固めているようです。米国人がこれほど村上春樹を読むようになるとは。紹介され説明されれば、なるほどと頷きますが、米国も様変わりしたものです。しかし、栗山千明が青豆かあ。さすがにNHK、センスいい。私はAQUA5の水夏希だけど。

青豆

偉大な村上春樹と比べて、日本の政治の世界はどこまでも愚劣で矮小。今回の記事は、前回に引き続いて、「総総分離」のキーワードで「麻生おろし」の政局を読み解いてみました。記事の内容を要約すると、(1)選対委員長の古賀誠の次に辞任するのは幹事長の細田博之である。(2)幹事長が都議選敗北の引責辞任を表明した時点で麻生執行部体制は崩壊する。(3)森喜朗が出てきて「総総分離」を裁定し、総裁選の政局が始まる。森喜朗は「サンデープロジェクト」で「総総分離」の収拾をする。(4)自民党議員が内閣不信任案を全員で否決したのは、「麻生総理」を信任したことを意味し、麻生首相は9月末任期まで総理職を続ける正統性を得た。(5)新総裁のマニフェストも、「麻生総理」の経済対策の実績を肯定する内容となっている。

昨夜(7/14)の報道ステーションでは星浩が出ましたが、得意の政界茶番解説はやらず、「マニフェストを読め」と視聴者に説教していました。政治記者の連中が、選挙になると二言目には口にする「マニフェストを読め」の口上は不愉快です。票集めのために一時的に政策文言を並べた紙切れを、「政治改革」礼賛の二大政党制主義者や政権交代信者は愚神礼讃するわけですが、選挙時のマニフェストなど、選挙後に政界再編が起きれば一発で蒸発の運命ではありませんか。同じように、政党の党首が変われば、「それはあの人の公約」で反故にされます。小沢一郎の「300基礎自治体」構想もリセットされたし、自民党(安倍晋三)の年金政策の「最後の一人まで」の公約も、舛添要一の詭弁で嘘になりました。マニフェストとはそういうものです。自民党も民主党も、決して新聞記者たちが言うほどマニフェストにコミットなどしていない。騙されてはいけません。


総総分離_2_z


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