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四つの提案 - ネット運動、裁判闘争、芸能人リクルート、全国行脚

四つの提案_2昨日(4/28)、普天間の情勢が大きく動き、鳩山由紀夫の「腹案」が徳之島から辺野古へと転換した。報道は、鳩山由紀夫が5/4に沖縄を訪問し、その場で政府案を発表するとしている。これまで、県外移設で粘っていた鳩山由紀夫が、官僚・閣僚の前に遂に白旗を上げた格好で、マスコミの全紙全局が5/4の首相訪沖と浅瀬桟橋案の最終方針を伝えている。ほぼ完全に既成事実が固まった感がある。二つに分裂していた鳩山由紀夫の意思(県外)と官僚・閣僚の意思(県内)が、接合して一つの政府意思になった。政府(官僚)は沖縄と全面対決する構えで、杭打ち工事の電撃作戦に自信を持っているのだろう。この局面での注目の焦点は二つで、福島社民党の出方と沖縄側の対応である。5/4に鳩山由紀夫が政府案を発表するのなら、その前に基本政策閣僚委を開くのがルールだが、その手続きを政府はどう踏むのか。基本政策閣僚委を開く前に社民党に政権離脱をさせる魂胆が見える。社民党が巻き返しを図るなら、時間は今日(4/29)と明日(4/30)の二日しかない。元旦のニュースで報じられた前原誠司のルースへの発言が思い返される。「連休までに社民党を連立から追い出して、辺野古で決めますからご安心下さい」。前原誠司はさすがに約束を守る有能な政治家だ。きっと米国も、岡田克也の次は前原誠司を首相に据えてやるだろう。沖縄の方は、5/4の鳩山由紀夫の訪沖を阻止か失敗に追い込まなくてはいけない。黙って受け入れてはいけない。

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沖縄版インティファーダと辺野古沖海戦 - 知事選までの激動の半年

沖縄インティファーダ_1今日(4/28)の産経の記事に、ここ数日の普天間をめぐる日米交渉の内実が暴露されている。わかりやすい。4/25の沖縄県民大会当日の朝、日本側が杭打ち方式による浅瀬案を米側に示した件が報道された。これは、4/23に岡田克也がルースに提案したもので、ルースを通じて米側からリークされた情報である。そして、ワシントンに外務省の北米局参事官と防衛省の防衛政策局次長が派遣され、4/26にこの内容が正式に実務者協議のレベルで提案される運びだった。日本側の実務者訪米とクロスして、キャンベルが日本に飛び、日米両国の首都で、同時にこの内容の合意を固めて発表する計画だったのだろう。キャンベルは4/25に移動中の飛行機の中で朝日の記者と嬉々として会見、「真剣な提案受けた」と4/27の朝刊の1面記事に書かせた。実に朝日は米国の広報機関で、キャンベルに四六時中添い侍り、キャンベルの思惑をそのまま記事にして配信している。米国のイヌ。ところが、これに対して鳩山由紀夫が反撃を開始、4/26のワシントン協議での官僚2名による日本政府の正式提案(桟橋浅瀬案)を寸前で止め、そして岡田克也を嗜め、岡田克也の口からキャンベルの発言に対して「理解に苦しむ」と言わしめた。まさに時々刻々で情勢が動き、丁々発止の熾烈な暗闘が続いている。岡田克也は「理解に苦しむ」などと言っているが、ワシントンに北米局参事官を派遣したのは岡田克也自身だ。外務大臣の了承なしに、参事官如きが日本政府の正式提案を抱えて、米国政府と協議などできるはずがない。

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4・26東京連帯集会の報告 - マスコミと政府による二つの欺瞞言説

東京連帯集会_1昨夜(4/26)は、全電通ホールで開かれた「沖縄県民大会政府要請団と連帯する4・26東京集会」に参加してきた。全電通労働会館はJR御茶ノ水駅と小川町交差点の中間にあり、総評会館のすぐ近くに立地している。労働貴族エリアと言うべきか、全電通と聞くと、山岸章の毒々しい顔を思い出して憂鬱な気分になる。日本を今のような破滅状態にした戦犯は(政治改革の山口二郎を筆頭として)何人かいるが、山岸章は紛れもなくA級の一人に入るだろう。開演は18時半で、私は18時前に現場に到着したが、会場ホールが閉じられたままで、建物前の路上に100人ほどが群れになって待っていた。開場されると、演壇上に要請団が並び、客席のわれわれと向き合って座った。向かって左側に沖縄上京団、右側に在京国会議員が配し、総勢で50人は演壇上に並んだだろうか。マイク中央から左に、翁長雄志、新里米吉、伊波洋一、稲嶺進、島袋俊夫の顔が揃った。前日(4/25)の県民大会の主役たちであり、普天間オールスターズの英雄の面々である。翁長雄志は、静座した姿は姿勢のいいジェントルマンで、痩身にダークのスーツがよく似合い、銀縁眼鏡の奥の眼光が印象的で、有能な大企業の重役の雰囲気を漂わせている。演説を始めると、ビジネスマンから政治家に変貌し、一級のステイツマンの世界を作る。まさに沖縄県政治の代表者の風格で、昨日の今日にもかかわらず、また日中はカメラに追われて永田町を駆け回ったにもかかわらず、疲れた様子を全く見せていなかった。

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4・25沖縄県民大会の意義と目的を捻じ曲げる新聞、無視するTV

沖縄県民大会_1昨日(4/25)の沖縄県民大会について、日本(中央)のマスコミはその意義を不当に捻じ曲げたり、無視したりする態度に出ている。朝日新聞は1面に記事を掲載しているが、その大見出しは、何と「普天間『県外へ』決議」とあり、「国外」の言葉を作為的に見出しからオミットしている。まるで県民大会が「県外」だけを求めたかのような悪質な印象操作であり、潜勢的に高まりつつある「国外」の世論に水をかけて抑え込みたい編集部の意図が露呈した報道だ。昨日の大会の名称を確認しよう。「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外移設を求める県民大会」である。「国外」の言葉が先に来ている点に注目する必要がある。決議文にも同様に、「私たち沖縄県民は、県内移設を断念し、国外・県外に移設されるよう強く求めるものです」とある。外務省・防衛省の売国官僚たちと同様、朝日の論説幹部の頭の中も「国外」は論外で最悪だとする観念が固まっていて、その可能性が世論で頭を擡げる記事を書くのはタブーなのだろう。「国外」を抹殺したいのだ。テレビ報道の方は、まるで「沖縄県民大会は無視」の方針が、横並びで事前に申し合わされていたかの如き景観で、TBSの朝ズバでは事業仕分けとタイの子ども手当を主要話題に置き、県民大会は二の次の扱いで隅に追いやり、テレ朝のスパモニでは沢尻エリカの離婚話を冒頭に持ってきていた。今日(4/26)の新聞のテレビ欄に各報道番組の内容予告があるが、報道ステーションの欄には「普天間」の文字がない。事業仕分けと上海万博のニュースが予定されている。

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「国外」は論外だと言う岡田克也は三重県を移設先にして責任を取れ

志位と岡田_1昨日(4/22)の新聞に志位和夫とルースの会談の記事が載っていた(朝日の4面と6面)。志位和夫が共産党の委員長として初めて訪米、国連のNPT再検討会議に出席する予定となり、その挨拶と普天間問題の意見交換のために米国大使館を訪れたのである。共産党の委員長が駐日米大使と正式会談するのも初めての出来事だった。朝日の記事(6面)では、「会談では笑いも起こり、終始、友好ムードだった」とある。友好ムードは結構なことだし、初訪米も悪いニュースではないが、志位和夫は肝心なことを忘れていたのではないか。この会談で、志位和夫は普天間基地を移設条件なしに撤去せよという主張をルースに伝えたが、単に共産党の見解と立場を示しただけに終わっている。何故、その場で、米国がグアム統合計画で8千人の海兵隊をグアムに移転する計画を持ちながら、同時に辺野古沖に新基地を建設させようとするのか、その理由を問い質さなかったのか。われわれ国民の代理者として、米国にその質問を直接ぶつけて、回答を引き出す絶好の機会を得ながら、米国の真意を抉る努力をしなかったのか。形式だけのシャンシャン会談で済ませたのか。この機会のロスは無視されるべきではなく、志位和夫の不作為と怠慢が責められなくてはいけない。志位和夫は政府の人間ではなく、野党の政治家ではないか。志位和夫がこの質問を発せずに、一体、他の誰が米国にこの矛盾の説明責任を迫るのか。

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マスコミが捏造した「国民的人気」の虚像 - 鍍金が剥げた舛添要一

舛添新党_1今年は天候が不順で雨が多い。気のせいか、このまま雨が降り続いて、そのまま梅雨に入ってしまいそうな悪い予感がする。そして夏には、酷暑にせよ、豪雨と長雨にせよ、現時点では想像もしていなかった恐ろしい気象状況が待ち構えていて、国民生活に深刻な打撃を与えるのではないかと不安になる。今の時点では、多くの者が悪い方には考えようとせず、少しすれば気候も持ち直し、いつもの5月の初夏の陽気が訪れ、夏らしい夏を迎えると思っている。不順は長く続かず、元に戻ってくれると信じている。心の作用で、願望を予想に置き換えている。バブル崩壊後の90年代半ばがそうだった。苦しい時代は少し続くけれど、やがて日本経済は景気を回復させ、不良債権の処理にも目途が立ち、サラリーマンの収入も増えて暮らしは元に戻るだろうと思っていた。物騒な少年事件が起きても、経済が軌道に乗る中で傷んだ人心も治癒され、日本社会は再び正常で健全な姿を取り戻すだろうと思っていた。今、作物を育てている農家は本当に大変だろう。これからの未来は農業が主役だと、われわれは簡単に言うけれど、農業は異常気象による被害を直接に受ける産業だ。そして、零細で脆弱な小経営の損益分岐は、常に良好で安定した環境の持続を前提に組まれている。ハプニングやアクシデントのリスクに弱い。農業だけでなく、作物市況が影響を与える全ての小経営や、天候に客足が左右される小売業にとって、今年の気候不順の行方は深刻な懸念材料のはずだ。

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朝日新聞の社説における政党観の錯誤 - 「政治改革」と新自由主義

朝日社説_1昨日(4/20)の朝日新聞が、「政党離れ 有権者を見くびるからだ」という社説を出している。民主党の支持率が急落したのは、民主党が有権者を見くびっていたからで、その中身は、財源の手当もないのにマニフェストでバラマキ政策を並べ、移設先の成算もないのに普天間を「県外か国外」と公約したことであり、そして何より、利益誘導で票を得ようとする古い政党体質を払拭せず、過去の経世会的な政治手法を続けているからだと言っている。本当にそれが民主党の支持率低落の理由なのか、こうした民主党批判の主張が当を得たものと言えるのか、私は大いに疑問を覚える。朝日の本音は、おそらく、「有権者を見くびるからだ」ではなく、「新聞を見くびるからだ」であり、朝日を始めとするマスコミの言いなりになれと民主党政権に喚いているのであり、言うことを聞かないと支持率をもっと下げるぞと脅しているのだ。参院選のマニフェストで消費税増税を公約し、普天間移設を米国の要求どおり辺野古沖案に戻したら、「有権者に即した政党の政策決定だ」と言って頭を撫でてやり、民主党を賞賛する社説を上げてやると言いたいのだろうか。実際には、支持率はマスコミがコントロールしている。マッチポンプをやっている。そして、支持率低下の最大の原因となったのは、検察によるツートップへの「政治とカネ」の捜査とリークであり、財源の問題や普天間の問題が主たる原因ではない。朝日は支持率低下の原因をスリカエていて、自分に都合のいい説明にしている。

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参院選で民主党が議席減の場合、公明党の連立参加で過半数維持

公明連立_1マスコミやネットでは、夏の参院選が衆参同日選になるとか、民主党が勝つためにはそれしかないという議論が喋々されている。私は、それはないだろうと予想する。その理由は、衆院で民主党が絶対的な安定多数を持っているからで、政権は衆院の勢力によって決まるのであり、参院の数では決まらない。参院選の民意は直接には政権を決せられない。すなわち、仮に与党(民・社・国)が過半数を割った場合、民主党は公明党を連立に引き入れ、公明党の数で参院の過半数をカバーする方策を考えるだろう。すでに、今国会からの公明党の民主党への接近は歴然で、朝日の政界面では、国会対策は民公連立が実態だと囃し立てた記事が散見された。鳩山内閣と民主党の支持率が落ち、マスコミは政局を煽り立てているが、野党の公明党はその騒ぎに踊らず、鳩山政権打倒の論陣を先鋭化させていない。この点は、参院選で大きく躍進させるべくマスコミが背中を押しているみんなの党も同じで、渡辺喜美の本音も、参院選後の民主党政権に連立入りすることだろう。民主党の獲得議席が40議席(改選54)を割り、過半数まで10議席から15議席不足した場合、公明党かみんなの党が入れば、過半数を確保することができる。つまり、民主党が敗北した場合に起きる可能性が高いのは、連立の組み替えで、公明党が入るか、みんなの党が入って国新党と社民党か追い出されるか、そういう波乱の事態ではないか。

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NHK「プロジェクトJAPAN 伊藤博文と安重根」 - 村山談話から15年

NHK安重根_1今年は韓国併合から100年の記念年ということで、NHKが日韓近現代史の特集を5回シリーズで放送することになり、第1回が昨夜(4/18)放送された。昨年、台湾論が放送されて話題を呼んだ「プロジェクトJAPAN」の第2幕で、五十嵐公利が制作を統轄している。今回の放送はそれなりに無難な出来で、台湾論のときのような問題は起きないだろう。閔妃暗殺事件など、若干物足りなく感じる部分もあったが、73分間の内容は充実して面白く、知識や情報の面で有意義だった。特に安重根に対する捉え方は積極的で、従来の日本人一般の歴史認識からは一歩踏み込んで、義士としての側面をよく浮かび上がらせ、すべての国が自主独立できることが東洋平和なのだとする思想に内在的に光を照射していた。伊藤博文暗殺の動機に理解的に接近する歴史認識の態度であり、韓国と歴史認識を共有する上で重要な契機となる。しかし、この程度の番組は、もっと早い時期に制作され放送されているべきだった。20世紀中にNHKが作品にしていておかしくなかった。遅くなったのは、この間の日本の政治状況が極端に右傾化したからで、今回の放送についても、安倍政権下であれば困難だっただろうし、政治の横槍が入って、自粛か改編の騒動に及んでいただろう。右傾化は無益で、国益の損失をもたらすばかりである。日本人は、韓国と仲良くすることが、どれほど国益を利して日本を富ませる方向に導くかを理解していない。

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『龍馬伝』高知の旅 ? 安芸の散策

安芸_1弥太郎の安芸は、とても静かないい町だった。「都会の喧噪を離れて」という言葉があるが、その言葉がよく似合う風情のある場所で、しっとりした余韻が心に残る散策空間だった。NHKが言っていた「里山」の言葉も思い浮かぶ。ここは何年かに一度、都会生活で心も体も疲れた者が、旅人になって一人で歩くのにいい環境だ。私には、何年かに一度そこを歩きたい場所があり、例えば、奈良の唐招提寺から薬師寺に至る田園の小径がそうだが、今回歩いた安芸の野良時計から武家屋敷の周辺も、その一つに加えてよいと思った。閑かで心が落ち着くのである。その閑けさは、長閑(のどか)と言うより清閑という言葉の方が似合っている。小径があり、生垣があり、家屋と庭園の並びがある集落だが、ただの辺鄙な田舎があるのではなく、訪れる人のために空間がデザインされプレゼンテーションされている。閑かな中に意匠があり、人が人のために準備したもてなしがある。そして、その土地に暮らす人の静かな誇りがある。寂れていない。空間が磨かれている。放っておけば廃れるものを、町の人の緊張感がそうさせずに美しさを維持している。安芸は三方を山に囲まれた盆地状の地形だが、歩くと山が実際の距離よりも近くに感じる。どう表現すればよいか、空気が澄んでいるため、遠くの山林の表面がハイビジョンのようにくっきり高精細に見えるのだ。そういう山に囲まれた中に、野良時計と武家屋敷の閑かな散歩道がある。

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「鳩山叩き」から「鳩山降ろし」の段階に入った日米マスコミ共同作戦

鳩山降ろし_1ワシントンポストが4/14のコラムで鳩山由紀夫を侮辱した件について、NHKの大越健介は、昨夜(4/15)の9時のニュースで、その侮辱を支持する内容の見解を述べた。日本の公共放送で報道を担当する者が、他国の報道機関によるわが国の首相への悪辣な侮辱に同調し、それに迎合するとはどういうことだろう。NHKに対して非難の投書をする者はいないのだろうか。侮辱コラムの内容は、ネットにも英文と翻訳が出ている。読むに耐えない内容で、とても一国の有力紙の記事とは思えない。下品で粗暴な表現であり、2ちゃんねるの書き込みと同じ下劣さである。およそジャーナリズムと呼べるような代物ではない。このような記事を署名入りで公表した記者の品性と編集部の常識を疑う。この記事は批判などと呼ぶべきものではなく、あからさまな愚弄であり、挑発と言うよりも日本に対する侮蔑と揶揄である。われわれ日本人は、ここまで米国人にバカにされなくてはいけないのだろうか。しかし、その米国による日本に対する侮辱を、日本の公共放送のキャスターは正論として崇め、訓示として受け止めろと日本国民に伝えている。中国だったら、胡錦濤がこのような侮辱を受けたら、ワシントンポストの北京支局は市民の投石で破壊されるだろうし、米国大使館の前に抗議デモが押し寄せて騒然となるだろう。重大な外交問題に発展し、ポスト紙は謝罪を余儀なくされ、中国から追放処分となるだろう。一体、NHKはどこの国の公共放送なのか。

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核テロを起こしている国はどこなのか -日本マスコミの核サミット礼讃

核サミット_1日本のマスコミは、オバマがワシントンで開催した核サミットを褒めちぎる記事とニュースで紙面と画面を埋めている。今週のNHKの夜9時のニュースは、まるで米国政府の広報番組になっていて、4夜連続でオバマの核サミットの意義を激賞する宣伝報道に徹していた。今日(4/15)の朝日新聞も、2面に「核テロ阻止序章-胸張るオバマ氏」と題して、国務省から配布されたペーパーの翻訳のような提灯記事が載り、社説も核テロの魔手から世界を守るオバマを英雄として持ち上げる内容となっている。日本のマスコミのこうしたオバマ礼讃の斉唱を聞きながら、私は抵抗感と不快感を覚えて鬱々とした気分になる。「核テロ」を定義した情報がネット上にあり、それには次のようにある。?一般市民を標的とした核兵器の使用、?一般市民を標的とした放射能兵器や汚い爆弾の使用、?原子力発電所への攻撃。もし、この説明が「核テロ」の定義だとすれば、実際に核テロを行った国がある。米国だ。半世紀前の過去の歴史の話ではない。湾岸戦争とイラク戦争の二つの戦争において、米軍はイラクで劣化ウラン弾を大量に使用、子供を含む多くの住民がガンや白血病で命を奪われ、後遺症に苦しまされている。2年前、報道ステーションのカメラが奇形児の子供たちを捉えた映像を私は忘れられない。足が萎縮して折れ曲がった子、水頭症の子、子供たちは明るく無邪気にカメラの前に立ち、母親たちは絶望で泣き崩れていた。

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5月倒閣へと牙を剥いた米国とマスコミ - DCの屈辱と国外論の浮上

DC普天間_1報道の印象では、マスコミが普天間問題の5月末未決着を理由にして、一気呵成に鳩山内閣の倒閣キャンペーンに打って出た感がする。今日の朝日新聞の1面には、「普天間5月決着 絶望的」の見出しの記事があり、ワシントンでの10分間の非公式首脳会談において、オバマが普天間問題で一切の言質を与えず、鳩山由紀夫の意に反して門前払いの対応だった実情が描かれている。記事の論調は、米国側の立場に立って鳩山政権を批判するもので、米国側の論理と主張をそのまま代弁するものであり、米国政府の対応を正当化して日本の読者に刷り込む内容になっている。曰く、「今後、大統領の政治決断を引き出せなければ、5月末の決着は不可能で、鳩山首相は政治責任を厳しく問われることになる」。社説の表現はもっと露骨で、見出しに「普天間移設 鳩山首相にもう後はない」と書き、無理に5月決着を約束したため、責任不履行になって土俵際に追い込まれたと突き放している。こうした論調で世論を煽り、さらに鳩山内閣の支持率を落とし、倒閣に追い込もうとする意図が明瞭に窺える。どれほど足掻いても、辺野古沖の現行案しか米国は認めず、その選択しかないという朝日新聞の説教を政治と国民に与えている。辺野古沖現行案の合意の原点に立ち戻るか、内閣総辞職か、二つに一つを選べと米国政府と日本のマスコミが共同で鳩山政権を追い詰めていて、政局は緊迫の度を増しつつある。

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『龍馬伝』第14話を見る - 司馬遼太郎の描く革命家半平太の魅力

龍馬伝_14_1当初、司馬遼太郎に依拠しつつ新しい龍馬像を描くかと期待したNHKの『龍馬伝』だったが、どうやら見込み違いだったようで、画期的作品の評価にはなりそうにない。半平太像の描き方の失敗は、土佐史や幕末史の根本的な無知に起因し、龍馬論の歴史認識の誤りから導かれている。ドラマを見ながら、同時並行で二人の作家の小説を読んでいるが、あらためて、司馬遼太郎の歴史認識の素晴らしさに魅了され、『竜馬がゆく』の普遍性を確認させられる。NHKのドラマと司馬遼太郎の違いは、政治というものの本質を捉えているかどうかにある。司馬遼太郎の小説はまさに政治学で、人間と政治についてエッセンスが講義されている。NHKのドラマでは、政治は外在的であり、龍馬が勤王党に入党した動機が説明され得ない。NHKの場合も含めて、龍馬論の中に少なくないが、単に自己のノンポリ万歳論を説教せんがために龍馬を都合よく利用する傾向がある。NHKのドラマでは、久光上洛の政局が全く説明されない。寺田屋事件についての説明も曖昧で、視聴者には何があったのか全く理解できない。文久には文久の政治史がある。久光上洛と条約勅許と公武合体の政治史が入らなければ、勤王党の東洋暗殺も歴史的な意味を伝えられない。どうやら、NHKの原作者は社会史は得意だが政治史は苦手なようである。政治が嫌いなのだろう。政治アパシーを嘯いていれば人に褒められる時代が長く続き、日本人は政治に無知になった。

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自民党はなぜ生まれ変われないのか - マスコミ「正統」の御用政党

与謝野新党_1昨夜(4/5)のテレビ報道は、与謝野馨と平沼赳夫の新党の話題が中心だった。報道ステーションでは、時事の田崎史郎が解説していたが、正直なところ、身を入れて聴こうという気分に全くなれない。1年前なら、この政局寸劇を強い興味をもって追跡しただろうし、渡辺恒雄が裏で暗躍する情報に注意しながら、自民党内の派閥力学にあれこれ想像を廻らし、次の展開と顛末を予測していただろう。わずか1年しか経ってないが、日本の政治が大きく変わったことを実感する。自民党の騒動は関心の対象にならない。渡辺恒雄も中曽根康弘も過去の人で、博物館の剥製的存在で、日本の政治に影響を与えられる存在ではなくなった。そう見做される地位を失った。昨夜は、NHKの9時のニュースに谷垣禎一が生出演していたが、一生懸命に「強いリーダーシップ」を訴求し演出する姿が痛々しく見えた。この人は、本来、どこかの村役場の有能な助役さんで、両腕に黒い袖カバーを巻いて算盤をパチパチはじき、村の財政と総務を遺漏なく事務して、村人から信頼を集めているような、その程度の器量と適性の人である。寅さんの映画でそういう配役を作って出演させたくなるような、そういう地味な個性と能力の人である。理念や政策を強く主張したりとか、人を説得したり論駁したりという仕事は向いてない。向いてない役割と資質を無理に演技するということは、人にとって苦痛であり不幸である。谷垣禎一に同情を覚える。

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視聴率低迷必至の小宮悦子の政治番組と藤原帰一のネオリベ扇動

小宮悦子_1小宮悦子が司会を務めるサンデープロジェクト後継の新政治番組を見たが、全く面白くなかった。この番組では視聴率は取れない。制作サイドに大きな勘違いがある。早晩、大幅なテコ入れがあるか、あるいは、1年後には番組打ち切りの運命になるだろう。スタイルがフジの政治番組と似ていて、フジの番組以上に論戦の要素がない。小宮悦子が政治家の発言を捌く能力に乏しく、反駁と論難で見せ場を作ることもできず、政治家たちに好きなだけ存分に言わせて終わっている。これでは政治番組の視聴者には退屈だ。小宮悦子にはディベートの技術と素養がなく、田原総一朗のように政治家の独演を強引に遮断して切り返す腕力がない。緊迫感のある政治論戦のショーを演出できない。政治番組として自己満足的で、アドリブとハプニングを排除した台本準拠的な番組進行に組んでいて、局側が用意した浮薄で単調な政治主張(プロパガンダ)を小宮悦子と解説者に吐かせるだけで終わっている。視聴者のニーズ(政局趣味のスリルと興奮)に内在していない。田原総一朗の激論バトルに馴れた多くの視聴者が、不満と倦怠を感じ、小宮悦子や解説者たちの政治知識の水準の低さや政治関心の底浅さを感じたことだろう。番組は、前半を政局討論に、後半を取材した特集報道にと、二部構成にしている。視聴率は政局討論の中身で左右される。テレ朝に助言するなら、政局討論の司会は星浩に一任に切り替えた方がいい。小宮悦子では視聴率を稼ぐ「商品」の提供が不能だ。

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『龍馬伝』第13話を見る - 龍馬脱藩と東洋暗殺、那須信吾の二週間

龍馬伝_13_1龍馬の脱藩は文久2年(1862年)の3月24日。ドラマは4分の1を終えたところだが、龍馬の残りの人生はあと5年しかない。脱藩のルートは諸説あるが、最も有力とされているのは次の経路である。神田の和霊神社に詣でた後、朝倉から伊野を通って佐川へ、そこから南下して朽木峠を越えて東津野に抜け、梼原の那須俊平宅で一泊。翌日、四万川から松ヶ峠の番所を破り、国境の峻険な韮ヶ峠を越えて伊予(大洲藩領)に入国、泉ヶ峠(河辺)の宿場で一泊した後、宿間(内子)から肱川河口の長浜の港に出て、海路を下関へ向かったとする道筋。道中を供にしたのは沢村惣之丞だが、高知から梼原までは那須信吾が、そして梼原から宿間までは信吾の義父の那須俊平が道案内を務めている。高知から梼原まで64キロ。那須信吾はこの距離を一日で歩いていた。道路が舗装され拡幅された今でも、高知から梼原を一日で歩くというのは考えられない。当時の朽木峠超えの山道はさらに難渋しただろう。人間離れした神業だ。また、土地勘のある者が同伴しないと、朽木峠をショートカットして梼原に至るコースは選べないと思われる。歴史作家が作品に描いた脱藩ルートも様々である。津本陽の小説では、仁淀川西岸の新居村で沢村惣之丞と落ち合い、宇佐の港から小舟で横浪三里を渡って須崎に上陸、そこから梼原をめざしている(集英社文庫 第二巻 P.228)。須崎からは新荘川を遡る梼原街道がある。この行程の方が、朽木峠を越えるより便利で時間も短縮できるかも知れない。

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米国の二面性の深謀 - 大浦湾に海軍基地を、勝連沖に空軍基地を

米国の二面性_1昨夜(4/1)はクローズアップ現代で普天間問題の特集が放送された。前半、映像で整理された内容は非常に分かりやすくて質の高いジャーナリズムだったが、後半の田中均の解説は酷く、「県外国外」を求める一般世論と甚だしく乖離する聞くに堪えない代物だった。国谷さんの胸の内はどうなのだろう。最近のNHKは、25条系の問題群については国民に内在した目線で報道する場合が多く、国民や地方の声をよく代弁した番組を制作できている。公共放送として合格点を与えられる。けれども、9条系の問題群についてはそうでなく、日米同盟を神聖視するドグマティックな教宣放送を続けていて、一線を超えた親米反動の傾向が著しい。現在の政府の安保政策よりも極端に右寄り(米国寄り)の方向に国民世論を操作し誘導している。三宅民夫や大越健介の親米プロパガンダが毒々しく、とても公平中立な報道とは言えない。田中均の発言は、今年の1月末に同番組に出演した時よりも、一段と従米的立場(沖縄の民意と離反する立場)が先鋭で、前回は言わなかった県内への新ヘリポート建設の必要を強調していた。外務省がブレて防衛省に寄った証拠だ。さらに、「地元の了解を100%取る必要はなく、安保政策だから政府の責任でやれ」とか、「米国とは交渉するのではなく、共同して一緒に移設先を考えろ」などと言い、名護市長選直後には考えられなかった超然的で対米盲従的な言説を繰り出した。8割が県内移設に反対する沖縄を挑発する暴論であり、売国官僚と米国を正当化する悪質なプロパガンダである。

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NHK大越健介の極端な偏向報道 - 辺野古沖案への親米世論工作

大越健一_1昨夜(3/31)のテレビの報道は、普天間問題が争点になった党首討論が主な話題で、鳩山由紀夫の「腹案」の中身とそれへの論評などが特集された。「腹案」については、現時点で二通りの解釈があり、朝日系の報道は、「辺野古陸上+勝連沖」と「辺野古陸上+徳之島」のニ案だと言い、読売系の報道は、「辺野古+徳之島+勝連沖」の一案としている。読売系の説は、北澤俊美と平野博文の発言を表面的にトレースしたもので、「基地機能分散」の要素が入っている。朝日系の説は、独自取材に基づくもので、鳩山由紀夫の徳之島案(極力県外)への執着にウェイトを置いている。両者の説明が異なる点は、徳之島が「機能分散」先なのか、「全面移転」先なのかという判断の違いによる。だが、現時点で言えば、この二つの報道の差異には特に大きな意味はない。政府は政府案を公表しておらず、鳩山由紀夫の発言は猫の目のように日替わりでコロコロ変わっていて、変幻自在にどのようにも転ぶ可能性を持っている。政府案は固まっていない。ゲル状(半固体状)で日々流動している。既成事実を作ろうと策動しながら、既成事実化に失敗して、結局は無駄に時間を浪費している。勝連沖も徳之島も、全く現実的な可能性がなく、妄想に近い案であり、地元の反対以前に閣内の議論で脆く崩れてしまうものだ。チーム鳩山の閣僚や官僚たちは、いずれ徒労感と共に「辺野古沖現行案」に戻るだろう。昨夜(3/31)のNHKの9時のニュースに出演した前原誠司は、その本音を表情に出していた。

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