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占領地 ? Zwangの世界

占領地沖縄_3先々週(3/20)の普天間シンポジウムで、鳥越俊太郎がこんな事を言っていた。「あのね、皆さん、東京の都心に米軍基地があるのをご存知ですか。六本木に大きなヘリポートがあって、僕も仕事から帰るときに空の上をヘリが飛んでいるのをよく見るんですよ。それでね、横田に広い基地があるでしょ。厚木と座間にありますよね。それから横須賀に海軍基地。首都の東京をぐるっと囲むように米軍基地が幾つもある。こんな国は世界中にないですよ。独立国の先進国で外国の軍隊が首都を取り囲んで駐留しているような国は日本しかない。この米軍は何のためにあるんでしょうかね。もし日本の政治で何かあったら動くぞということでしょうか」。この種の議論は初めて聞くものではないが、鳥越俊太郎の声の響きを耳の奥で反芻して、あらためて身震いするし、この国の深刻な現実の前に蒼然とした気分にさせられる。私は、社民党と共産党を一つにした政党を作り、国会で多数派を握って新政権を樹立したいと思っているが、その希望を叶えることが果たしてできるだろうか。鳥越俊太郎の指摘と私の願望が頭の中で交錯して、像を結ぶ一つの情景はと言えば、1972年のチリのアジェンデ政権の滅亡の瞬間である。大統領官邸バルコニーからの最期の演説を想起する。鳥越俊太郎はそこまでは言わなかったが、同じ過去の事件を追想していたに違いない。普天間移設で米国と交渉すると何度も断言して、選挙に勝利しながら、政権交代後に鳩山由紀夫が急変したのは、物理的暴力の脅威を肌で感じたからではないかと、そう推測したりもする。

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平野博文を更迭の計 - 官房長官に仙谷由人、行政刷新相に蓮舫か

平野更迭_1よく見ると、ダッチロールしている者とそうでない者がいる。迷走しているのは、鳩山由紀夫と閣僚たちと外務官僚と社民党の四者だ。右往左往してないのは、米国と防衛官僚と下地幹郎の三者である。注意して観察しないといけない。後三者は獲物を照準から外してはいない。昨日(3/29)、鳩山由紀夫は政府案の3/31発表を延期する発言に出た。お笑い草の醜態だが、それだけ強く「徳之島全面移転」の案に纏めようとしていた本人の内心は窺い知れる。報道ステーションのスクープは正しかった。決断力のない世襲貴族だが、「最低でも県外へ」の公約に少しでも格好をつけようと悩みあがいた点は、個人的には若干評価できる。福島瑞穂の働きかけもあったかも知れない。鳩山由紀夫にはサポートする官僚がなく、徳之島案を政府案に落とし込めないのである。「県外に道筋を」の意向を具体的な計画に取り纏めてくれる官僚が側近にいないのだ。「辺野古陸上+勝連沖」を出しても、「辺野古陸上+徳之島」を出しても、出した瞬間に猛反発が起き、鳩山政権は確実に撤回を余儀なくされる。それを撤回するまで政治は混乱し、支持率低下に拍車がかかる。次の展開は、おそらく、「辺野古陸上+機能分散」で米国と交渉を続ける線だろう。「辺野古陸上」は防衛官僚の担当で沖縄の地主の買収工作、「機能分散」は外務官僚の担当で国務省を通じた国防総省への説得工作。私自身の予想は、どちらも不調に終わり、5月末には再び振り出しに戻って、「辺野古沖現行案」か「普天間継続利用」かの選択を米国に突きつけられる結末だ。

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「辺野古陸上」を射程の政府案 - 阿部知子の欺瞞と不作為の責任

阿部知子_1小池百合子も出席した昨日(3/28)の徳之島の基地移設反対集会には、全島民の人口の15%に当たる4200名が参加した。きわめて大規模な集会であり、徳之島の人々の移設阻止の意思と気迫が強く伝わる。この集会も企画が素晴らしいと私は思った。小池百合子を使ったという点が秀逸だ。小池百合子を引っ張り出せば、テレビは必ず絵を撮りに来る。そして撮った絵を全国放送に使う。そしてまた、テレビの映像を見た視聴者は、この集会が自民党から共産党まで含めた超党派の集会であることを納得できる。二重の意味で政治的な示威と説得に成功している。政治集会の企画と設計はこうでなくてはいけない。ジェンダーの契機で説得しなければならない。無論、ラムズフェルド・ライスと連携した2+2の現場で、国を売る日米ロードマップ(米軍再編)に加担し関与した小池百合子の「普天間移設反対」など、噴飯で笑止ではあるが。しかし、この反対集会のニュースを見れば、政府案に徳之島を盛り込むのは困難だと誰でも思うし、仮に移設先に挙げても空文化するだけだと確信する。優柔不断で意志薄弱なお坊ちゃんの鳩山由紀夫に、3/31の最終案で徳之島を指名することができるだろうか。地図を見ると、徳之島はやはり小さく、島のほぼ全域が農地に土地利用され、集落と民家が散在していることがわかる。北部演習場(78km2)の代替地となるような広大な無人の森林地帯を持たない。海兵隊が移転した場合、演習場と訓練空域の確保は至難の業だろう。

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合 掌

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政府最終案は「徳之島全面移転」へ ? 報道ステーションのスクープ

徳之島全面移転_1昨夜(3/26)、テレ朝の報道ステーションで普天間移設のスクープ報道があった。一昨日(3/25)の平野博文のリークは、辺野古陸上にヘリパッドを敷設し、次に勝連沖を埋め立てて海上基地を建設する二段階の一案だったが、勝連沖と徳之島の二案を独立させる案に急転した。つまり、一段階目の辺野古陸上のヘリパッドは変わらないが、二段階目を勝連沖か徳之島か二つの選択肢にしたのである。最初の案では、徳之島は「基地機能の5割移転」という触れ込みで、戦闘ヘリの訓練場を移す先として設定されていたが、スクープされた「政府案」では、徳之島に普天間の部隊が丸ごと移転する案に変わっている。古舘伊知郎が明確に言っていたとおり、普天間基地の徳之島への全面移転である。「基地機能の分散」としての徳之島案ではなくなった。現時点で、政府案は二案ということになる。?シュワブ陸上+勝連沖という案と?シュワブ陸上+徳之島という案。報道ステーションの説明では、この情報は昨日(3/26)の岡田克也とルースの会談内容をスッパ抜いたものである。当然、番組に情報を提供したのは朝日新聞だろう。3月末の期限を4日後に控えて、政府案は二案となった。そして、鳩山由紀夫の昨日の官邸会見の言葉では、政府案は一案にしなければならないことになっている。鳩山由紀夫の発言から推測すると、最終の政府案は徳之島案(シュワブ陸上+徳之島)になる可能性が高い。「極力県外に移設する道筋を考えたい」という言葉がそれを暗示している。一昨日から昨日にかけての情勢の中で、政府案の中身が変わった。

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政府案の脱力 - 社民党は検討委と基本政策閣僚委で明確な拒否を

政府案_1普天間の政府案リークは3/28だろうと思っていたら、昨日(3/25)、あっさりリークされてしまった。その内容は、従来から報道されていた県内移設2案と徳之島への基地機能移転を加えたものである。政府側の触れ込みは、「基地機能の5割を県外に移転」という題目で、その中身は、どうやら戦闘ヘリの訓練を5割ほど徳之島に移すという意味らしく、それで騒音と危険を除去できるから、沖縄県民の負担軽減になるのだと宣伝したいらしい。NHKの夜の7時のニュースでは、鳩山由紀夫から説明を受けるために官邸に入る福島瑞穂の映像と、そして、この案についてどう思うかのインタビューを受ける福島瑞穂の映像の二つが流れた。福島瑞穂は怒りの表情も見せずに、にこやかな笑顔でこう答えていた。「県内はやめて欲しいと言っていたので、少し前進だが、沖縄に半分残るとなると、やはり沖縄県民は難しいんじゃないですか」。他人事のような発言だ。2か月前は「(県内移設は)社民党が許さない」と言っていたが、その姿が嘘のような冷静さと寛容さである。ただ、この福島瑞穂のインタビューと官邸での会談には少し謎があり、福島瑞穂は、政府案については「報道でしか聞いてないのでコメントできないが」と奇妙な断りを入れている。また、官邸での鳩山由紀夫の説明内容は、NHKのテロップでは、「沖縄県外になるように極力頑張りたい」というものだった。どうやら、平野博文に巧く罠に嵌められている。あるいは、福島瑞穂と平野博文が国民を騙す芝居をしている。

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5月末の予想 - 普天間継続か辺野古沖かの選択へ、自民との野合

5月末予想_1普天間移設の3月末政府案というのは、具体的にどのように決定、発表されるのだろうか。私の予想は、3/30(火)に官邸で鳩山由紀夫が記者発表をするという段取りと展開である。その直前に閣議を開き、公表する政府案の閣内承認の形式を整える。中身については、3/28(日)からリークが始まり、3/29(月)には内容が明らかになってマスコミで報道されている。社民党の反対が強くて閣議に諮れない場合、閣議了承を事後の手続きとする。この場合は、社民党の連立離脱が政局の表面に浮上する。4/2(金)にマスコミが緊急世論調査を発表し、各社が事前に準備(捏造)した世論数字がテレビと新聞に出る。鳩山首相が発表した政府の普天間移設案について、支持不支持を問う世論調査の速報が出る。さらに4/4(日)、フジ、NHK、テレ朝の政治番組に前原誠司と岡田克也が出演、政府案(県内移設2案が軸)のプロパガンダで放送を埋める。結局、基本政策閣僚委員会は開かれず、福島瑞穂も開催と討議を要求しない。「社民党としては県内移設に反対だが、政府閣僚としては賛成だ」の詭弁で厚顔に立場説明し、政権内に濡れ落ち葉として踏み止まる。昨日(3/24)の早朝に東京(中日)が報道した「政府、県外移設断念」の報は、その後、国会答弁での鳩山由紀夫の「県外も諦めていない」に変わった。マッチポンプと言うか、本音のリーク報道で県内移設の既成事実化を着々と固めながら、建前の公式会見ではそれを打ち消すような発言をして、国民の感情に軟膏のクリームを塗る。

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3月末政府案と社民党の裏切り - 「米軍再編見直し」を拒否する米国

普天間政府案_13月末の期限まで1週間を切り、今日(3/24)の最新の情報では、政府は県外移設を断念したと東京新聞が報じている。この記事の取材は中日新聞社のものだろうか。共同通信が昨夜(3/23)配信した速報では、シュワブ陸上と勝連沖の2案に徳之島を加えた「複数案」で政府案が纏まるだろうという予想になっていた。他の地方紙には、政府の県外移設断念の記事は掲載されていない。普天間問題について政府の情報をリークしているのは、平野博文と松野頼久の二人である。偶に前原誠司が流す場合もある。東京新聞(中日)の報が出たのが今朝の8時で、共同通信の報が出たのが昨夜の23時。共同の記事は、昨夜7時に開かれた関係閣僚会議の後で関係者に取材して書いたものだ。真相は今後明らかになるだろうが、可能性としては、共同の記者に深夜にリークした内容を打ち消すべく、東京(中日)の記者に早朝に訂正リークを入れたものと思われる。平野博文だろう。すなわち、徳之島を消し、県外移設を含む「複数案」を消し、県内移設で明確に肚を固めたという意思表示である。テレ朝のワイドショーを眺めていたら、鳥越俊太郎が出演していて、昨夜(3/23)の共同の配信記事と同じ「複数案」の予想を言っていた。放送があったのは朝8時過ぎで、つまり、そのとき、スタジオの鳥越俊太郎には東京(中日)の一報が入ってないのである。民主党内部はほぼ意思統一できた格好だが、3月末の政府案の最終決定がいつされるのか、どういう形式で発表されるのか、未だよく分からない。

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NHKスペシャル「激震 マスメディア」 - マスコミとネットの言論の未来

激震マスメディア_1NHKが3/22に「激震 マスメディア -テレビ・新聞の未来-」と題した特集番組を放送していた。クローズアップ現代で1/13に放送した内容の延長線の企画であり、週刊東洋経済の2/20号でも注目を集めた問題の大型特集である。このテーマには世間の関心がとても高い。今回の番組の見どころだったのは討論のパートで、マスコミから経営者が3人、ネット側の代表が2人出演して議論を展開、その画面の下に視聴者の意見が流れた演出が面白かった。あのような企画で討論会を組むと、退屈を感じずに時間が流れる。藤波秀敏の司会も悪くなかった。番組の感想を何点か挙げたい。まず、視聴者から寄せられた意見の中で、特にマスコミ報道に対して、「主観を入れずに機械的に情報を流して欲しい」という主張が多かった点が気になった。お気づきになった方も多かっただろう。この要求は、一つはマスコミ報道の現状があまりに偏向していて、記者やキャスターのバイアスが甚だしくなっている状況が反映されていて、マスコミ報道の受け手である市民が不満と抵抗を感じている実態を現している。そのことは確かに言える。そして同感もする。ただ、私が感じたのは、それでは果たして、「主観が排除された情報の機械的な発信」なるものが本当にあり得るのかという問題で、そうした要求そのものの中に、実は視聴者側の錯覚や過信や傲慢が含まれているように思われるのである。主観性を完全に切除した報道情報など本当に実在するのか、その実在を信じてよいのか。

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『龍馬伝』第12話を見る ? 一藩勤王と草莽崛起、カストロとゲバラ

龍馬伝_12_1半平太が東洋に足蹴にされたなどあり得ない。いくらドラマの創作と脚色でも、ここまでの作り話はやり過ぎで、NHKと作者の幕末史と土佐史に対する常識と感性を疑う。結局、勤王党による東洋暗殺は、半平太の東洋に対する私怨と復讐が動機だという説明にされてしまった。矮小化の極致。このような奇想天外な歴史の解釈に接するのは初めてだが、マンガやテレビのバラエティ番組でも、ここまで乱暴で下品な歪曲と捏造には及ばないだろう。作者は歴史を冒涜しているという意識を持たないのだろうか。逸脱にも限度がある。後藤象二郎が弥太郎に龍馬暗殺の指令を出すという筋書きも、テレビの前で脱力を感じた視聴者は多かったのではないか。つまり、これを龍馬脱藩の理由づけにするというドラマの進行が見え、脱藩の動機は後藤象二郎からの逃亡だったという説明が窺われる。この想定は、物語の中に相当な無理を抱える展開になるはずだが、作者はどのような恣意と捏造で歴史の始末をつけるのだろうか。作家であれば、歴史を自分の自由な想像力で支配したいという欲望を持つのは当然である。しかし、最低限の禁欲と節度は必要だ。歴史は私物化できるものではなく、万民の公共の財産なのだから。龍馬の伝記をドラマに制作するのがミッションである以上、扱っている素材が公共の財産であることを忘れてはいけない。国宝の仏像を勝手に手に取って着色したり、鑿で削りを入れて傷つけてはいけないのと同じだ。公共放送の大河ドラマの制作なら尚更。

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シンポジウム「『普天間問題』のウラに隠された真実」(3/20)参加報告

普天間シンポ_13連休の初日(3/20)、マスコミ九条の会が主催するシンポジウム「『普天間問題』のウラに隠された真実」に参加してきた。内幸町のプレスセンターが会場だったので、地下鉄の駅を地上に出て、日比谷公園の中を散歩する経路を選んで向かった。ときどき強い風が吹いたが、暖かい春の陽射しが注ぐお天気で、小さな子どもを連れた家族が噴水の前で遊び、第二花壇に黄色い春の花が咲き並んでいた。シンポジウムのパネリストは、吉田健正、前田哲男、鳥越俊太郎。司会は桂敬一。共同通信が取材に来ていたようで、記事が配信されている。千円の入場料を取るイベントだったが、会場は満席で立ち見客が溢れるほどだった。千円は値段として安くない。しかし、議論の内容は予想を超えて面白く、対価として十分に満足できるものだった。3人の議論には準備された中身があり、観客から期待された役割を不足なく果たしていた。退屈を感じない討論会だった。今回、初めて近くで鳥越俊太郎の実物を見たが、印象としてはまさに俳優で、ルックスとスタイルが際立っている。なるほど、テレビに出るにはこのビジュアル・バリューが必要かと納得させられた。鳥越俊太郎は、学生時代の60年安保から話を始めた。3年生のとき、5/20の強行採決から6/19の自然成立までの1か月間、ほぼ毎日街頭にデモに出て、デモに行かない学生は当時は誰もいなかったと言っていた。この日の鳥越俊太郎の発言は、テレビよりもずっと過激で、日米同盟など不要だと断じ、共同の記事にもあるとおり、「(普天間は)移設ではなく撤去だ」と言い切った。

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派遣法改正の政治 - 「事前面接の解禁」をめぐる攻防とマスコミ報道

派遣法改正_1昨日(3/18)、労働者派遣法の改正問題で大きな動きがあった。連立3党の党首級が集まる基本政策閣僚委員会が開かれ、派遣法改正案の最終合意がなされたが、社民党と国新党が要求していた「事前面接の解禁」の削除を民主党が受け入れ、今国会で成立する見通しとなった。福島瑞穂と亀井亜紀子のお手柄である。骨抜きの修正案が労政審「要綱」として諮問され、「要綱」に沿った厚労省の改正案が3/12にも閣議決定の寸前だったが、福島瑞穂が土壇場で踏ん張り、亀井静香と連携して3/11に閣議先送りへと巻き返す。さらに、福島瑞穂が先週末に菅直人に電話して、派遣法改正を討議する閣議前の閣僚委員会を開くよう強力に要請、菅直人が遂に受諾して、厚労省案の無傷での閣議通過は阻止された。朝日(2面)の記事には、福島瑞穂が、要求が受け入れられない場合は、閣議での署名を拒否すると漏らしていたとある。(ネットの隅の自己満足ながら)叱咤激励の甲斐があった。また、同じ朝日の記事には、「長妻氏は担当閣僚でありながら、菅氏が法案修正で決着させるとは知らされていなかった」とも記述がある。これが政治主導というものだ。棗一郎の「派遣法の抜本改正をめざす共同行動」のBlogも、「この決定は、『政治主導』で正しい修正を決めたものです。粘り強い運動で、ひとまず大きな前進が実現しました」と喜んでいる。長妻昭と細川律夫の二人には軽蔑の視線を送るのみだが、福島瑞穂と亀井亜紀子の二人は非正規労働者の権利のためによく奮闘した。努力を評価したい。

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第二次就職氷河期の恐怖 - 貧困が全体化する高齢社会の地獄図

第2次就職氷河期_1毎月1500万円の小遣いを母親の安子から受け取りながら、子分を飼う投資に回さず浪費していた弟の鳩山邦夫は、結局、一匹の子分も連れずに単身で自民党を離党する喜劇役者となった。真面目に買収に回していた兄の鳩山由紀夫は、節制と努力の甲斐あって悲願の首相に収まっている。親の言いつけは守るものだ。鳩山邦夫は、毎月1500万円の小遣いを何に散財していたのだろう。希少種の蝶のコレクションだろうか。それとも銀座の蝶の収集と飼育だろうか。兄弟で差がついてしまった。新党結成だとか、薩長同盟の接着剤だとか、威勢のいい法螺を言っているが、肚の中は意外にリアリスティックな計算がある。要するに、泥舟の自民党から素早く脱出して、やさしいお兄ちゃんが拾ってくれる民主党に再び潜り込む魂胆だろう。嘗ては党の副代表だった。党を創立したオーナー一族の貴公子でもある。鳩山マネーで立ち上げた民主党は、自分が居座って当然のマイホームだ。来年、ちょうど1年後だが、東京都知事選がある。今から11年前、1999年の都知事選に鳩山邦夫は民主党推薦で立候補、そのときは石原慎太郎に敗れた。落ち目の石原慎太郎に次の選挙での勝算は薄く、1年後を考えれば、自民党の公認や推薦は、今よりもさらに逆効果に働くだろう。その辺の情勢と時機を鳩山邦夫は計算していると思われるが、マスコミも、ネットも、政界再編の関心と視角からでしか話題にしておらず、政界喜劇の一幕だと思ってワイドショーの娯楽を楽しんでいる。

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3月末の普天間政府案は「複数案」で決定 - 社民党は分裂と混乱へ

3月末政府案_1昨夜(3/15)の報道ステーションで、平野博文が浮上させたホワイトビーチ案について特集が放送されていた。元在沖米海兵隊員で、今は国防総省で要職に就いている関係者が、普天間移設の一案として2005年に日米両政府に提案した報告書が検証され、現地を取材した映像が人々の困惑と憤懣の表情を伝えていた。その提案によれば、新基地建設の埋立工事は大規模なもので、勝連半島の先端から津堅島までの沖合4キロの海面を埋め立ててしまう。そして、普天間の海兵隊だけでなく那覇軍港と嘉手納の空軍の一部も移設する。さらに那覇空港を民間と共用している空自部隊を嘉手納と新基地に移し、米軍と自衛隊の一体運用を図る。那覇空港を民間専用とする。そういう計画であることが紹介された。単に普天間移設だけを目的とした収拾策ではなく、まさに米軍再編(自衛隊と米軍の一体化)のプランだった。普天間飛行場の滑走路が2.7キロで、地図を見ても、新基地は普天間基地よりはるかに巨大であることがわかる。また、勝連半島から津堅島に続く浅瀬は、もずくの養殖場で、番組では日本最大のもずくの生産地だと紹介されていた。先日、沖縄へ旅したときも、もずくの土産品を買って帰った。国際通りと那覇空港に出店しているわしたショップが、沖縄特産の新商品として戦略的にマーケティングしていて、ミネラル豊富な健康食品の口上で、販売員(おばあ)が積極的に観光客に試食させているのである。わしたショップは、この計画案に怒り心頭だろう。

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『龍馬伝』第11話を見る - 永福寺門前事件と土佐勤王党の思想史

龍馬伝_11_1第11話は吉田東洋を演ずる田中泯の演技が抜群だった。NHK『龍馬伝』の公式サイトの中で、香川照之が、「田中泯さんの妖怪だとしか言いようがない風体にぜひご注目です」と書いている。まさに鬼気迫る妖怪。キャスティングの妙が映像の迫力を倍加させている。吉田東洋の人物像は、当分は田中泯のキャラクターで表象定着することだろう。 再来週の第12話で早くもドラマから消えるのが残念で、一昔前の「NHKへの助命嘆願」ではないが、特別な配慮で島津久光役あたりになって再登場させてもらえないだろうか。ただ、ストーリーの方は脱力するほど荒唐無稽で、史実からどんどん離れて支離滅裂な人間模様になって行く。ここ数回、45分間の放送中に首を捻って見ていることが多く、遺憾ながらテレビの画面に没入できない。来週はさらに言語道断な場面が登場する。半平太の人物像の描き方に根本的な欠陥があり、それは作者の身勝手で偏向した恣意による歴史の捏造だが、ここまで無理に捩じ曲げてしまうと、歴史物語の作品として致命的と言わざるを得ない。龍馬の人物像も損なわれる。公共放送のNHKが歴史を描く以上、最低限の史実は歴史認識として押さえる責任があるはずで、踏み外してはいけない一線というものがあるだろう。半平太像について歪曲と逸脱が酷すぎる。この点について、歴史家はNHKに厳重に抗議をすべきだ。勤王党への龍馬加盟の事情は、ドラマの設定とは全く違う。最初に半平太は龍馬に話を持ちかけるのである。無論、一対一(one-on-one)で。

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湯浅誠の参与辞任説明 - 私ならどう官僚の酒光一章を動かしたか

湯浅誠辞任説明_1先週(3/5)、湯浅誠から内閣府参与辞任について説明した文書が公表された。同時に、菅直人が湯浅誠の辞表を受理した件もマスコミの報道で伝えられた。NHKスペシャルの放送から5日経ち、ようやく辞任が公式に確定したことになる。NHKの番組が最後に説明していた話、すなわち、菅直人が湯浅誠に対して慰留の説得を続けていて、湯浅誠が2/28時点でも態度を保留していたというナレーションは誤りではなかった。私は、3/1の記事で、湯浅誠は国民にわかりやすく事情を説明すべきだと主張していたので、この説明文の公表は悪くない。ただ、1/29の辞意伝達から2/28の特集放送まで1か月も時間を要し、その間に菅直人と具体的な折衝があったはずだが、話し合いの中身について何も言及、開示されていない。その点が不十分に感じる。また、辞任の理由について、公表文では「当初予定していた一連の取組みが終了した段階」に至ったからという説明で流し、マスコミ報道にあった「一区切りついたから」の理由づけを踏襲している。しかし、この説明は、昨年末の朝日新聞に載せたインタビューの発言と大きく矛盾する。12/27の朝日3面に顔写真入りで載った記事では、公設派遣村が終わったら参与を辞めるのかと尋ねた記者の質問に対して、政府の中に留まった方が情報が多く入るので参与職を続けると答えていた。言葉が軽い。国民の前で言う言葉がコロコロ変わる。12/27には続けると言いながら、1/6にはNHKのカメラの前で辞めると言っている。

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勝利のための五つの提案 - 普天間移設を国外で決着させるために

普天間提案_1今日(3/11)の朝日の38面に、沖縄返還外交で佐藤栄作の密使として米国と交渉し、沖縄への核再持ち込みを合意した若泉敬の記事が載っている。核密約の交渉から27年後の1996年、その内幕を本にして出版し、「これで思い残すことはない」と言い残して服毒自殺した。若泉敬は、6月23日の慰霊の日には毎年のように沖縄を訪問していた。自責の念に苛まれて苦しみ続け、「決定的なことをやってしまった。あとは歴史の評価を待つしかない」と息子に語っていた。保守派の国際政治学者である。核密約を検証する任務を負いながら、密約を密約でないと言い、外務省の責任逃れに加担し、証拠文書の廃棄隠滅を黙認した保守派の国際政治学者は、この先輩をどう見るのだろうか。この二人の対照こそが全てだと私は思う。昨夜(3/10)、テレビのニュースで過去のモノクロ映像を見ながら思ったことは、昔の日米関係や日米外交の方が、今よりよほど緊張感があるということだった。政治家や外交官が国の運命に責任感を持っている。確かに密約を結んでいる。そして、米国は戦後世界を支配する超大国で、日本は敗戦国の途上国で、米国に言いなりになるしかない立場だが、今よりもずっと独立国的なのだ。米国も日本を独立国として扱っている。だから、密約も慎重に丁寧にやっている。憲法9条や非核三原則が、タテマエとしても、国是として関係者の内面に存在が生きている。現在の米軍再編や普天間移設の日米交渉の舞台裏の実態はどうだろうか。そこで蠢く官僚たちの内面に、若泉敬の10分の1の緊張感があるだろうか。

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北岡伸一の正体 ? 小泉安倍政権の従米外交指南のイデオローグ

日米密約_1昨夜(3/9)のNHKの7時のニュースとテレ朝の報道ステーションは、かなり長い時間を割いて日米密約の問題を集中的に報道していた。番組の冒頭から特集報道の編成で、過去の映像や関係者のインタビューを組み入れ、詳しく問題を紹介しており、有識者委の報告書が発表されるこの日を期して、報道局の中で事前に準備が整えられていた事情が窺える。今日の朝日新聞も、1・2・3・4面を関連記事で埋め、さらに15・16・17面で専門家のインタビューと座談会を特集した企画を掲載し、さらに社会面の38・39面にも関連記事を載せていた。全部で9面を使っている。記事の中身は別にして、体裁は往年の朝日新聞を彷彿させる紙面に刷り上がっている。昔の朝日はこんな感じだった。一方、朝の各局のワイドショーはこの問題をトピックスとして取り扱っていない。ワイドショーのネタにするには複雑難解で、視聴率が取れないとプロデューサーが判断したからだ。全局のワイドショーが横並びで一律にこの問題を無視している点も面白い。まるで事前に相談したかの如くである。昨夜から今朝にかけての日米密約報道の態様は、20年前の日本のマスコミ環境を思い出させて懐かしい気分に浸らせた。テレビは夜のニュース番組で政治を詳しく報道していた。過去映像も豊富に使っていた。ワイドショーは芸能ネタ専門だった。今は、朝のワイドショーの方が、夜のニュース番組より時間をかけて政治を放送している。だが、それはすでに「報道」ではなく「ネタ」なのだ。

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一色清の「現実的」の詐術と倒錯 ? 米国の論理を代弁するマスコミ

普天間移設案_1昨夜(3/8)の報道ステーションで、社民党と国新党が普天間基地の移設案を検討委に提出したニュースを伝えていたが、その場面で気になる解説の表現があった。古舘伊知郎と一色清の二人のコメントを聞いていると、次のような言い方をするのである。「(一色)民主党が考えている案が、最も現実的だと言われているシュワブ陸上案ですよね」。「(古舘)沖縄とアメリカの要求が相容れないということは分かってますよね。だとしたら、どちらにするのか早く決めて説明しないと」。朝日を始めとして、マスコミ一般の論調は、政府(平野・前原・長島・岡田・北澤)が決定に動いている県内移設を「現実的」な案だと報道している。シュワブ陸上案を本命とする県内移設を現実的だと公共の電波で言う態度は、県外移設と国外移設を非現実的と捉える偏向した主観の裏返しでもある。何故、県内移設が現実的で、県外国外移設が非現実的な選択なのだろうか。そもそも、こうして県内移設を現実的な選択肢だと簡単に言い切る議論が、政治的公平を義務として負う報道番組の解説として妥当と言えるのだろうか。一色清の解説は、政治的に無色透明な見解を述べているようなフリをして、実は視聴者に県内移設こそが無難で最適な選択であるとする意識と観念を刷り込むものである。県外国外移設の主張は、可能性の薄い夢想的で困難な方向だとする否定的意味づけを与え、そうした認識を一般常識とするように世論を誘導している。報道ステーションの解説は(朝日ブランドの)良識的なスタンスで纏めるという看板と前提の下に。

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『龍馬伝』第10話を見る - 青山霊園に眠る加尾、無縁仏寸前の佐那

龍馬伝_10_1第10話はラブロマンスのテーマが全編を埋め、終始、広末涼子の演技が絶妙で圧巻だった。この作品と加尾役に賭ける広末涼子の緊張感が伝わる。前日(3/6)の土曜夜に『龍馬を愛した女たち』の放送があったが、この番組の中でも、広末涼子の役作りに挑戦する並々ならぬ気迫と情熱が映し出され、単なるドラマの予告や宣伝に止まらない強い感動を視聴者に与えていた。今回の大河ドラマは特に国民の記憶に残る一作となるだろうが、その記憶の中でも、広末涼子の渾身の名演は語り草になるだろう。「時代劇でなければ出せない感情というものがある」と語っていたのが印象的だった。女優として成長していて、演劇論のセオリー面でも説得的な言葉を繰り出す。加尾の墓前に花を手向けたときの広末涼子の言葉もよかった。加尾の墓は青山墓地の一角にある。兄の収二郎が切腹して果てた後、京から土佐に帰った加尾は、平井家存続のため4歳年下の西山直次郎を婿養子に迎える。西山直次郎(志澄)は、志士の端くれで、板垣退助の麾下に入り戊辰戦争を転戦。立志社の副社長、土陽新聞の社長として自由民権運動のフロントで活躍、衆議院議員となり、最後は隈板内閣の警視総監にまで出世した。数少ない土佐藩閥の栄達者の一人で、こんな経歴の人間が他にも何人かいるが、興趣を覚えない。西山志澄の出世について行って加尾も東京に出、高級墓地の青山霊園に眠ることになった。一方の佐那は加尾と対照的で、最後は無縁仏になる寸前まで困窮と落魄の人生を辿る。

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辻元清美は国交副大臣を辞任せよ、普天間移設問題で論陣を張れ

辻元清美_1今年の元旦のニュースで、前原誠司が、5月のGWまでには連立政権から社民党を追い出して、普天間移設は辺野古沖の現行案で決めますので、どうぞご安心下さいとルースに約束した一件があった。めでたい元日の朝、新年のPCを立ち上げると、ネットのニュースでこの不愉快な情報が流れていた。ラジオのニュースでも、正午にこの話題を放送していた。その頃、福島瑞穂は、鳩山由紀夫と菅直人と一緒に、代々木オリンピック記念青少年総合センターに設けられた公設派遣村を視察していた。福島瑞穂が、この問題で鳩山由紀夫や菅直人と立ち話をして、真偽の確認に及んだかどうかは分からない。だが、2か月が経ち、普天間問題をめぐる情勢は前原誠司の予告したとおりに動いている。このとき、政府の検討委というのは、福島瑞穂の社民党が「重大な決意」で土壇場の抵抗を試みて、現行案での年内決着で押し切られそうになった状況を、最後の踏ん張りで押し戻して妥協をみた所産の政府の調整機関だった。ここで持ち堪えて年内決着を阻止できれば、1月24日の名護市長選に繋げられ、そこを反転攻勢の起点にして県外国外移設へ展望を拓くことができる。福島瑞穂や沖縄県民やわれわれが、年の暮れに持っていたのはそんな感懐で、正月の前原誠司のニュースは、不快だが論外の暴言であり、現実性の観点からは少し遠い親米右翼の負け犬の遠吠えだった。まさか、国新党の下地幹郎が県内移設で動くとは思わなかったし、阿部知子が九州案を言い出すなど想像もできなかったからである。

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PARC自由学校新講座 - どうなる!?政権交代後のニッポンの政治

PARC自由学校_1今日はお知らせを少し。PARC(アジア太平洋資料センター)自由学校が来年度に開く新しい講座で、再び講師としてお話をさせていただく機会を頂戴した。講座のタイトルは、『どうなる!? 政権交代後のニッポンの政治』で、教室は全13回。私の回は年末の12/2で、「サヨナラ! 新自由主義&ポピュリズム政治」の演題となっている。今年度開講の『連帯のための哲学』も、錚々たる顔ぶれが揃っていて驚嘆したが、新講座はそれ以上にゴージャスでリッチな講師陣が並んでいる。6/10の第2回には、枝野幸男が神保哲生と対談する。7/8の第3回には、湯浅誠が登場する。8/6の第5回は浜矩子が、10/7の第8回は蓮池透が、12/16の第13回には本田由紀が講演する。こんな立派な著名人の中に混ぜてもらっていいのかと恐縮し、足が竦む気分になるが、今回は準備を入念して、与えられた演題を満足な議論で埋めて任務を果たしたい。今回の企画は、政治家が多く講師に入っている。衆議院議員が6人も名前を連ねている。しかも女性が4人。企画として旬を掴んでいて、何が時代の潮流かがこの布陣でよく情報発信されている。こういう時代なのだ。政治家が出て直接に議論するのである。テレビがそうだ。評論家や学者ではなく、政治家が前に出て、国民の関心に説明を与えている。そういうスタイルが定着し、国民もそれを求めている。皆様には奮ってご応募をお願いしたい。ブログのサイドカラムに宣伝のバナーを(後ほど)置くことにする。

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『龍馬伝』第9話を見る ? NHKの描く半平太の人間像に問題あり

龍馬伝_9_1桶町一丁目の千葉定吉の道場は、一説では現在の八重洲ブックセンターのすぐ近くにあった。『龍馬が歩いた幕末地図』(朝日新聞社)を見ると、嘉永年間の古地図と現在の地図の二つが対照され、その位置が特定されている(P.38-39)。この本屋には、ほとんど毎日のように通い詰めていた時期があり、龍馬が歩いていた同じ地面を私は踏み歩いていたことになる。そう思うと感慨深い。千葉道場の敷地の西、現在の外堀通り(東京駅八重洲口前の広い道路)は、その名のとおり江戸城の外堀の水路が南北に流れていた。鍛冶橋交差点には鍛冶橋が架かっていて、鍛冶橋を渡った向かいに土佐藩の上屋敷があった。現在の東京国際フォーラムの北半分とJRの架線を超えた東隣の駐車場の敷地になる。上屋敷には藩の上士が詰める。龍馬や半平太が住んでいたのは、築地にあった中屋敷の長屋で、現在の有楽町線新富町駅の付近、中央区役所が建っている場所である。内堀は今も皇居の濠として健在であり、外堀と内堀の間の土地が丸の内の地名となる。丸とは、二の丸、三の丸の丸、すなわち城を意味し、丸の内とは城の内側の意味である。丸の内には、松平姓を許された格式の高い大名の屋敷が並んでいた。そこを弥太郎が買い占め、三菱の神聖な領土にして今日に至る。土佐藩邸のあった東京国際フォーラムの北側には、道路(鍛冶橋通り)を挟んで、三菱東京UFJ銀行の本店ビルと三菱電機本社ビルの二棟が聳えている。その辺を毎日ぶらぶら歩いていた。

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NHKスペシャル「権力の懐に飛び込んだ男 - 100日の記録」を見る

0301?NHK湯浅誠_1昨夜(2/28)のNHKスペシャルで、前にご案内した湯浅誠の特集が放送されたが、番組の最後に気になるナレーションがあった。「(1/29から)3週間後、辞表を出した湯浅さんに対して、菅副総理は内閣府参与の続投を直接依頼しました。しかし、湯浅さんは態度を保留しています」。そう上田早苗が言った。この情報はニュースである。湯浅誠の参与辞任をマスコミが報道したのは、2/19から2/20にかけてで、放送から1週間以上前の出来事である。2/28の夜に放送する番組の編集は、オンエア直前まで入念に作業が続けられる。放送の10日前に完パケが仕上がったとは考えられない。NHKのナレーションが事実なら、湯浅誠は再び辞任するかどうか揺れ始めたということになる。この情報はどう解釈判断すべきだろうか。菅直人がNHKに手を回して念を押したという裏だろうか。辞任は2/17に鳩山由紀夫が官邸で湯浅誠と面会した上で了承している。そこまでの政府人事の既成事実を菅直人が覆すとすれば、菅直人が湯浅誠と直接に会談して、そこで何らかの条件合意があり、湯浅誠が辞任の翻意に傾いたとしか考えられない。であるとすれば、一般国民の立場からはグッドニュースだが、湯浅誠としては体面を失う不具合な始末だろう。国民の前で説明しなくてはいけない。内閣府参与は公務なのであり、国民の税金で依頼された仕事なのである。決意して大役を引き受けておきながら、簡単に辞めると言ったり、辞めるのを止めると言うのは無責任だ。

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